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四月中旬刊行予定 成甲書房 マイケル・コリンズ・パイパー著 太田龍監訳・解説
ケネディとユダヤの秘密戦争 -JFK暗殺の最終審判-

公開日時:2008年07月09日 01時28分
更新日時:2008年07月28日 01時23分

平成十八年(二〇〇六年)三月十一日(土)
(第一千六百十三回)

◯近刊予告 四月中旬刊行予定 成甲書房
  マイケル・コリンズ・パイパー著 太田龍監訳・解説
  ケネディとユダヤの秘密戦争 -JFK暗殺の最終審判-

◯本書の英文原題は、final judgment 。

◯二〇〇三年十一月二十二日は、J・F・ケネディ米大統領がテキサス州
 ダラス市で白昼公然、暗殺されてから、丁度四十年。

◯米国では、この日の前後も、この事件は、色々と問題にされた。

◯日本でも、そのとき、そしてそのあと、関連する本が出たりしたけれども、
 まるで、日本人は無関心である。

◯すべての日本人にとって、

◯あの事件は英語で言う、case closed。

◯これは、日本語では、一件落着。

◯なにを今さら、あれこれ、ムシかえすことがあろうか、と。

◯一件落着、case closed とは

◯いわゆる「ウォーレン報告書」で、事件は落着して居る、
 と言うことであろう。

◯米国政府(J・F・ケネディが暗殺されると、ただちに熱烈なシオニスト
 支持者のジョンソン副大統領が昇格して、米大統領の地位に着いた)は、

◯この事件を調査するための委員会を組織し、その委員長に当時の米最高裁判所
 のウォーレン長官、を任命した。

◯そして、一九六四年には、このウォーレン委員会は、

◯米国官憲のオズワルド単独犯説を是として承認する報告書を発表した。

◯しかし、その後四十年以上経過した現在に至るまで、
 米国民の中で、このウォーレン報告書を、そのまま鵜呑みにする者は一人も居ない
 であろう、と言われて居る。

◯にも拘わらず、日本では、全国民が、

◯このウォーレン報告書を、本気で丸呑みにして居る。

◯それ以上、何も問題としようとは思わない。

◯もちろん、「人畜無害」の趣味道楽の一つとして、

◯ケネディ暗殺事件の「謎」をいじくりまわす、「オタク」族は、
 ほんの少々、存在するかも知れない。

◯日本人は敗戦後、アメリカを全知全能の唯一神として崇拝する、

◯熱烈なアメリカ教の狂信者と化した。

◯しかし、J・F・ケネディ暗殺事件に対する態度を尺度とすれば、

◯現代の日本人は、現代のアメリカ人と、

◯完璧に異質であり、

◯共通性はゼロである。

◯これは、何を意味するのか。

◯そのことを、本訳書は、
 全日本人に対して、鋭く突き付けるであろう。

 (了)

 




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