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まっくら闇の展望の中で、進退きわまる日本のイラク占領軍=自衛隊。
その運命は。

公開日時:2008年06月22日 21時34分
更新日時:2008年06月23日 02時23分

平成十八年(二〇〇六年)三月四日(土)
(第一千六百五回)

◯日本政府は、イラクから自衛隊を撤退させたい。

◯しかし、二月二十二日のイラクシーア派聖地サマラのゴールデン・ドーム
 爆破事件は、この対イラク日本自衛隊の撤退計画を脅かした。

◯サマラのゴールデン・ドーム爆破事件の真犯人は、
 米軍秘密工作隊とその手先である。

◯と、イスラム世界の世論は見て居るもののようである。

◯日本のマスコミは、
 肝腎かなめのこの点を、絶対に日本人大衆に知らせないので、

◯当然のことながら、日本人は何も知らない。

◯一般大衆はおろか、自衛隊自身が、何も知らないであろう。

◯日本自衛隊を含む米英占領軍は、イラクの内乱を人工的につくり出そうと
 して居る。

◯それ以外に彼ら米英日本のイラク占領軍の展望は存在しない。

◯にも拘わらず、イラク情勢は、
 反米英日本占領軍そして米英日本の傀儡に反対するイラク人民の大同団結
 に向いそうである。

◯この三月、米国とイスラエルは、イランの核施設に対する武力攻撃を開始
 するものと観測されて居る。

◯一般日本人大衆は、こうした国際情勢の展開に対して、

◯完全に、何にも考えて居ない。

◯これは、アルバート・パイクが一八七一年八月十五日付け、マッチーニ
 (三百人委員会)あての書簡の中に提示した、第三次世界大戦の序曲の
 開始である。

◯即ち、イスラム対シオニストユダヤの全面衝突。

◯そしてキリスト教陣営は、シオニストユダヤ化されて、

◯この対決の中で、シオニストユダヤの同盟軍として、イスラム世界と戦争
 すると。

◯この陣型を成功裡に構築するためには、
 イルミナティは、米国を、シオニスト・イスラエル、シオニストユダヤ、
 そしてシオニストキリスト教の指揮下に組み込まなければならかった。

◯そのために、イルミナティは、
 その戦略の妨害物としてのJ・F・ケネディ米大統領を暗殺することが
 必須であった。

◯この問題については、
 マイケル・コリンズ・パイパーの「ケネディ暗殺事件最終審判」
 (一九九四年初版、二〇〇四年増補第六版)が必読である。

◯一九六三年十一月二十二日のJ・F・ケネディ米大統領暗殺事件は、
 それで完結しない。

◯それは、
 一九六八年の、ロバート・ケネディ米上院議員の暗殺事件への続き、

◯更に、一九七二、三、四年、ニクソン米大統領追放のクーデターが、
 イルミナティによって強行された。

◯日本人は、こうした第二次世界大戦後の世界史の真実を、なんにも知ら
 されて居ない。

◯その真実を明らかにすることは、日本民族にとって、生死存亡を賭けた
 重大事なのである。

 (了)

[参考文献]

◯マイケル・コリンズ・パイパーの古典的著作
 「ケネディ暗殺事件最終審判」(太田龍監訳)は、四月中旬、成甲書房から
 出版される予定である。

 




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