発狂して死んで行く現代西洋と、そしてこの西洋にしがみついて同じく狂死して行く現代日本。公開日時:2008年06月22日 21時33分 更新日時:2008年06月23日 02時22分
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平成十八年(二〇〇六年)三月三日(金) ◯ジョン・グレイ曰く。
◯「我々が十九世紀から受け継いだ社会理論は、
「この十九世紀の幻想的教義は、今でも、主流派経済学の根底をなして居る。 (ジョン・グレイ著「異端派〈heresies〉」、五十九頁。二〇〇四年、未邦訳)
◯ここで、
◯ここで、ジョン・グレイは、 ◯「スペンサー」は英国ではありふれた名前である。
◯今、歴史に残って居るもっとも有名なスペンサーは、
◯しかし、日本人にもっとも大きな影響を与えたスペンサーは、 ◯日本は、明治前期、スペンサーを熱狂的に受け入れた。
◯その状況を、中央公論社、「世界の名著」第三十六巻「コント、スペンサー」の ◯しかし、今では、日本人はこのスペンサーを忘れた。 ◯忘れたと言っても、事実上、スペンサーは、今の日本人の常識と化して居る。
◯前出の引用文は、
◯「ドグマ=公理」は、
◯しかし、その「公理」なるものは、
◯太陽は東から上って西に沈む。 ◯しかし、太陽にも寿命はある。 ◯太陽も死ぬ。 ◯そして爆発する。 ◯そのとき、太陽系も消え、
◯太陽は東から上って西に沈む、と言う地球の人間にとっての公理も ◯工業化は人間に無限の進歩を保障すると言う。 ◯これは、公理などではあり得ない。 ◯あり得ないことを信ずることとは、狂信であり、妄信であり、 ◯結局のところ、発狂である。 ◯現代西洋人=日本人は、完全な気違い、狂人、以外の何ものでもない。
◯そのことを、目覚めた者は、 (了) 【参考文献】
jhon gray
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