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P・C・ロバーツは、アメリカの超大国としての時代は終った、と言うけれど、日本はどう見るのか。

公開日時:2006年01月19日 19時58分
更新日時:2008年06月23日 00時44分

平成十八年(二〇〇六年)一月十九日(木)
(第一千五百五十九回)

◯ポール・クレーグ・ロバーツ
 paul craig roberts
 「アメリカの超大国としての時代は終った」

 america's days as a superpower are over.
  二〇〇六年一月十二日(P・C・ロバーツは、スタンフォード大学
  フーバー研究所シニアリサーチフエロー)

◯この短い記事の要点は以下の通り。

 (1)ジョージ・W・ブッシュ米大統領は、米国の経済を破壊した。

 (2)ノーベル賞経済学者ジョセフ・スティグリッツと、ハーバード
    大学の予算問題専門家リンダ・ビルムスは、

    ブッシュの対イラク戦争のために米国が支出した費用は、
    一兆ドルないし二兆ドルである。

 (3)これはブッシュの経済顧問ラリー・リンゼイの見つもり額
    二千億ドルの七倍である。

 (4)ブッシュ大統領は、リンゼイをクビにした。
    何故なら、これは、ブッシュ政権の当初のみつもり額七百億ドル
    の三倍だったから。

 (5)今や、七百億ドル対イラク戦争戦費の筈が、二兆ドル。
    つまり、三十倍。

 (6)しかし、実際はもっと多い。

 (7)アメリカンドリームは今や、
    アメリカン・ナイトメア(アメリカの悪夢)と化した。

 (8)超大国としてのアメリカの時代は終った、と。

◯これはその通り。

◯正気の人間には、自明のことである。

◯しかし、その自明のことが、完全に発狂し、または白痴化してしまった
 (させられてしまった)。

◯一億二千万の日本人には、

◯その自明の事実が見えない。

◯現在の日本の権力エリートは、二言目には、

◯日米同盟を強固にせよ。

◯そうすれば日本の前途に何の問題もない、

◯日本の将来は盤石である、

◯と言う。

◯この呪文に、

◯ほんの少しでも異議をとなえるもの、

◯いな、

◯ほんの僅かでも、疑問を提出するもの、

◯そのようなフラチな過激な反米主義者は、ただちに人格的に抹殺される。

◯完全に家畜人ヤプーと化した日本の一般大衆にとっては、

◯世界は、
  (1)ディズニーランド
  (2)ハリウッド映画
  (3)コカコーラ
  (4)マクドナルド
  (5)アメリカプロ野球
  (6)その他、延々とつづく「アメリカさま」の「文化」

◯それで自己完結する。

◯つまり、今や一億二千万人の日本人家畜人ヤプーは、

◯自分のあたま(自分の心、魂などはとっくの昔に存在しない)で考える
 能力を失ったゾンビ人間、ロボット人間、以外の何者でもない。

◯しかし何故こんなことに成ったのか。

◯昭和天皇が、米(イルミナティ)占領軍に、身の安全と引きかえに、

◯日本民族を米国に売り渡した。

◯つまり、日本を米国(イルミナティ)に売り渡したのである。

◯その必然の結果が現在の日本の惨状である。

 (了)

●[注]

◯日本人は、敗戦後も、
 米英(イルミナティサタニスト世界権力)の日本占領政策の道具と化した
 「天皇教」に呪縛されたまま、現在、に至って居る。

◯この「天皇教」は、
 孝明天皇父子を弑逆した、英国(イルミナティサタニスト世界権力)の
 ドレイ、その手先、そのエージェントとしての、長州藩売国奴によって
 人工的にデッチあげられたイデオロギーであり、

◯或る種の人工的宗教である。

◯この問題については、
 鬼塚英昭著「天皇のロザリオ」(自費出版、平成十六年十月刊)参照。

 




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