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石井吉徳東大名誉教授らの、「石油ピーク」問題についての警告

公開日時:2004年07月11日 23時15分
更新日時:2008年06月20日 03時29分

平成十六年(二〇〇四年)七月十一日(日)
(第一千二回)

◯当「時事寸評」(1000回、16・7・9)に、世界石油生産の危機についての、
 リチャード・ハインバーグの記事(ニュー・ドーン、二〇〇四年七、八月号)
 を紹介論評した。

◯日本では、世界石油産業の危機的状況について、まともな情報は、何一つ、
 国民に知らされて居ない、と筆者は述べた。

◯その後調査すると、
 石井吉徳(東大名誉教授、工学博士、富山国際大学教授)、と言う現況
 問題、石油問題の専門家が、インターネットホームページを通じて、
 「石油ピーク」の危機を日本国民に警告して居られることに気付いた。

◯平成十五年六月二十七日に付けて、
 「全世界石油生産はピークを超えた」と題する科学技術連合フォーラム
 名の文書を、小泉首相あてに提出して居ると言う。

◯その責任者は、石井吉徳、内田盛也と。

◯もちろん、こうした動きは、ないよりはましであろう。

◯しかし、この警告を、日本の政府、官僚、マスコミ、学界、財界、政党、
 宗教界その他が、まともに受け取ったようには全く見えない。

◯リチャード・ハインバーグ。
 この人物について調べると、この人の著作は、一冊、日本語に翻訳されて
 居た。即ち、

 神を忘れたクローン技術
 橋本須美子訳、原書房(二〇〇一年十二月)

 本書の英文原著は、

 Cloning the Buddaha: The Moral Impact of Biotechnology(一九九九年)

◯この十数年来、この人は、多くの英文著作を出版して居るらしい。
 これは引き続き調査しよう。

◯石油生産のピークは、二〇〇五年から二〇〇七年にかけて到来すると言う。

◯これは丁度、米国次期大統領の四年間の任期を(二〇〇五〜二〇〇八年)
 と重なる。

◯白痴的日本の詐称国家権力エリート(マスコミ、学界、財界、宗教界
 を含む)には、この件について、何の考えもないであろうが、欧米の
 エリートも同じようなものだろう、などと妄想してはならない。

◯イルミナティ世界権力には、この問題を含む確固たるアジェンダ
 (行動計画)が存在すると見なければならない。

◯そして、ここで、我々は、ジョン・コールマン博士の、
 「三百人委員会」(KKベストセラーズ)
 「凶事の予兆」(成甲書房)
 
この二冊を、改めて、想起する必要あり。

◯イルミナティは、地球環境の危機と、資源の危機を、地球規模の大量
 殺処分(全人口の八〇%)によって、切り抜けるつもりなのだ。
 「過剰」に成った家畜を何百万、何千万頭と、「殺処分」するのと全く同じ
 論理によって。

◯この件については更に続報する。

 (了)

 




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