Home » 太田龍の時事寸評 » 第二千七百五十二回


「古代シュメールは日本に封印された」(日本文芸社、平成七年刊、262頁、絶版)
定価1000円(税込)

古本日本義塾出版部で取扱中

公開日時:2009年04月10日 00時47分
更新日時:2009年04月10日 00時48分

平成二十一年(二〇〇九年)四月九日(木)
(第二千七百五十二回)


〇北廻りモンゴル人種と南廻りモンゴル人種と。

〇この問題を考える為には、

〇この本で取り扱っている「ツラン文明圏」問題を回避するわけにはいかない。

〇昭和初年、瀬戸内海の大山祇(おおやまつみ)神社三島敦雄宮司によって発行された
 「天孫人種民族六千年史の研究」。

〇この本は、一見南廻りモンゴル人種を問題にしているようにも見える。

〇北廻りモンゴル人種は、日本列島に到着したのは、一万数千年前と推定される。

〇このことは、国学者苗代清太郎によって、解明されている。

〇一万数千年またそれ以上前に、

〇南廻りモンゴル人種が、ペルシャ湾からの海流によって、日本列島に到着したのは、
 数千年遅れる。

〇つまり、南廻りモンゴル人種が、一番後に到着したのは数千年後となるだろう。

〇日本では、このようにして、鹿島香取において、北廻りと南廻りと二つのモンゴル人種が
 融合するまでに、

〇少なくとも、七、八千年の時間が経過しているわけである。

〇日本は、この二つのモンゴル人種が融合するべく十二分な歴史的条件が準備されていた。

〇このような条件は日本以外に未だかつて起きたことはなかった。

〇南廻りモンゴル人種が、七、八千年遅れで日本列島、鹿島香取に到着するまでに、

〇ペルシャ湾から次にイラン、アフガニスタン、インド、マレーシア、インドネシア、
 フィリピン、タイ、インドシナ、中国、台湾、沖縄、九州、四国、紀伊半島、名古屋、
 伊豆半島、房総半島、鹿島香取と成る。

〇従って、日本に到着した南廻りモンゴル人種には、以上の国々の文化的 経済的 地政学的
 言語学的特徴が刻印されている。

〇ツラン文明圏それは、我々がここで問題にしている、異星人に襲撃される前に東方に向って
 移住を始めたモンゴル人種の幾つか前の段階を表現していると見ることも出来る。

〇我々はこの見地から、今後、ツラン文明圏問題を再評価するであろう。

(了)

 




Write a comment

  • Required fields are marked with *.

If you have trouble reading the code, click on the code itself to generate a new random code.
 

Home » 太田龍の時事寸評 » 第二千七百五十二回