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近刊紹介。
世界史的な古典となるべきウィリング著「マネー」五月刊行、と。

公開日時:2009年03月14日 01時39分
更新日時:2009年03月14日 01時41分

平成二十一年(二〇〇九年)三月十三日(金)
(第二千七百二十四回)

〇二〇〇九年五月。
 R・D・ウィリング著「マネー、第十二番目の究極の宗教」の日本語版が、
 徳間書店から刊行される予定、と聞いている。

〇「この本については筆者(時事寸評)は、
 二〇〇八年六月(バーンズレビュー)誌によってその存在を知り、

〇以後、色々なかたちで、恐らく二十回から三十回に亘って、その内容を
 日本民族有志に紹介し、論評した。

〇その後、徳間書店が、日本語版の版権を取得して、この五月、刊行の運び
 となったと言う。

〇本書は全十三章。

〇英文原著は、二百頁そこそこのもので、大著と言えるようなものではないが、

〇しかし、これは、
 「世界史に残る名著」
 「世界史の来るべき古典」
 とさるべき著作であろう。

〇「モロク神」

〇これは一体いかなる神か、

〇聖書世界の外にある普通の日本人は、

〇「モロク神」など一生縁はないであろう。

〇本書が日本の読書界に登場したあと、

〇日本人はもはや、

〇モロク神を無視することは出来ないであろう。

〇「カルト273」

〇これは本書に、もっとも多用される用語の一つである。

〇それは、旧約聖書にちらっと出て来る。

〇いわゆるエルサレム第二神殿が完成し、

〇その周りに市場が繁栄すると、そこに貨幣=マネーが発明される。

〇このマネーを取り扱う専門職として、「カルト273」が選抜され、

〇そして、「カルト273」が、モロク神を信奉する。

〇五月以降、
 本書が、日本民族有志の必読基本文献の一冊、となることは疑いない。

(了)

 




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