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「シオン長老の議定書」によって、論理化されたイルミナティの四層支配構造。

公開日時:2009年03月10日 00時33分
更新日時:2009年03月10日 00時38分

平成二十一年(二〇〇九年)三月九日(月)
(第二千七百二十回)

〇ヘンリー・メイコウ著「イルミナティ-世界をハイジャックしたカルト」(未邦訳)は、
 「シオン長老の議定書」について、今までの世界水準を突破するきわめて深刻で正確な
 評価を与えている。

〇メイコウを参考にして、これを整理すると、いわゆる「議定書」の構造は、
 次のようになる。

〇すなわち、

 (1)「シオン長老」と称されるイルミナティ奥の院。

 (2)奥の院によって、選抜されたそのエージェント(代理人)。

 (3)エージェント(代理人)を通じて、イルミナティによって使い捨てに
    される走狗(ランニング・ドッグ)である。

 (4)「議定書」が多用する「ゴイム」(非ユダヤ人、家畜人間)

〇つまり、シオン長老と称する、イルミナティの奥の院にとっては、

〇この世界は、四層構造によって成り立っている。

〇これが彼らのものの見方である。

〇従って、我々は、

 (1)「エージェント(代理人)」と、
 (2)「走狗(ランニング・ドッグ)」

〇この二つの概念、二つの階層、二つの存在を決して、ごっちゃに混同しては
 ならない。

〇言い方を変えれば、この二つの概念を明確に、識別できるかどうか。

〇ここに決定的な環が存在する。

〇しかし、見たところ、人々は、普通この二つを区別できない。

〇走狗とは、イルミナティにとって、消耗され消費され使い捨てにされるべき、
 そのような存在である。

〇イルミナティは、そのような日常的に使い捨て出来る、

〇取り換え可能な部分品としての走狗を、尨大な量を必要としている。

〇この尨大な使い捨て可能な、部分品としての走狗の尨大な群れ、無しに、
 シオン長老の奥の院イルミナティの支配は成り立たない。

〇しかし、このエージェントと走狗の存在は、

〇ゴイムの群れ、無しには成り立たない。

〇このように見て来ると「シオン長老の議定書」は、実に、完璧に彼らの支配構造を
 彼ら流に論理化している。

〇しかし、一体、彼らの言うゴイムとは、何者なのか?

〇英語には、Sheeple(シープル)というれっきとしたことばが存在する。

〇シープルとは、「シープ」と「ピープル」この二つのことばの合成語である。

〇つまり、日本語に翻訳すれば、「羊人間」となる。

〇七~八千年前以来、中近東で家畜制度の歴史が開始された。

〇家畜を飼育する人間の中で、

〇羊がもっとも柔順でもっとも役に立つ理想的、模範的な動物であることが、
 発見された。

〇デーヴィッド・アイクは、「私は私、私は自由」(1994年刊、日本語は絶版)
 の中で、この羊人間について、詳細に全面的に説明している。
 これは必読である。

〇イルミナティにとって、人類の絶対的多数を羊人間として、訓練し、飼育し、
 確保することが絶対的必要事項である。

〇アイクが正しく述べているように、イルミナティのすべての教育制度は、
 この目標のために構築された。

〇しかし、イルミナティは、彼らの支配のために、エージェントと走狗をもまた
 必要とする。

〇イルミナティにとって、その奥の院とエージェントとの関係。

〇イルミナティにとって、理想的なエージェントの実例。

〇それは、ロスチャイルド家とシフ家と、その関係である。

〇コールマン博士、太田龍共著
 「ロスチャイルドの密謀」(成甲書房、2007年刊)には、

〇シフ家がロスチャイルド家にとって、どのように理想的なエージェントであったか、
 詳しく説明されている。

〇日本人は、この関係をいまだかつて、理解したことがない。

〇イルミナティの支配は、有能なエージェントなしには、絶対に成立し得ない。

〇今までのところ、日本人で「シオン長老の議定書」を、ほんの少々でも、まともに
 理解したものはほとんど存在しない。

〇ヘンリー・メイコウ著「イルミナティ-世界をハイジャックしたカルト」は、
 「シオン長老の議定書」の本格的な研究理解のために役立つだろう。

 (了)

 
【参考】

◎「シオン長老の議定書」(成甲書房、2004年刊)
 四王天延高原訳、太田龍補訳・解説

◎「時事寸評」バックナンバー「シオン長老の議定書」

◎デーヴィッド・アイクのニューズレター3月1日号
 「お願いだから、暴動を起こさないでくれ...それはまさに『やつら』が望んでいることだ」
 

 




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