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時事寸評番外編

フリッツ・スプリングマイヤー小論文 №5

公開日時:2009年02月24日 23時13分
更新日時:2009年02月27日 23時15分

平成二十一年(二〇〇九年)二月二十四日(火)
(第二千七百七回)

太田さん、お元気ですか。

僕の書いた手紙の前が愚行(ぐこう)はずです。
英語が長々過ぎました。手紙の日本語が貧弱でした。
恐れ入ります。許して下さい。お願いします。お願いします。お願いします。
[訳注:筆者が日本語で書いた]

民主党党大会(オバマの大統領候補指名に先立つ)の冒頭は次のような格言で始まった。
「見れば見るほど、分からなくなる!知れば知るほど、見えなくなる!」[訳注*1]

これは紛れもないイルミナティのマインドコントロールの隠語だ。
そして新政権の性格を言い表している。
オバマ大統領はイルミナティの血流に属する。
彼の政権の中枢メンバーはイルミナティだ。

この政権はイルミナティのアジェンダを持ったイルミナティの政権であろう。
その中には隠されたアジェンダも含まれる。

アメリカは沈み行く船だ。
そしてオバマ大統領はその船の船長である。

一方で、ロシアに軍事的優位をもたらす、高度な新兵器の登場という新たな問題が生じている。
彼らは経済での劣勢をより優れた武器で埋め合わせたいと望んでいる。
そうした新世代の兵器をサイエンス・フィクションの絵空事だと思ってしまうのも無理はない。

ドイツと日本が目指す長期的な方向性はヨーロッパとアジアに関わる世界情勢に影響するだろう。

世界的経済恐慌の後に、通貨は1つの世界通貨になるのだろうか?

一月三十日 
恐れながら、
スプリングマイヤー Fritz

五番目の手紙

[訳注*1:党大会や各地の選挙イベントでオバマが舞台に登場の際、U2の曲『シティ・オブ・ブラインディング・ライツ(City Of Blinding Lights)』が使われたが、この歌詞の冒頭部分は『見れば見るほど、分からなくなる。進むにつれて、何も見つからなくなる。以前は今より、もっと分かっていた』となっている。]





"あの人の振る舞いが予期しませばか、それとも、仕方がない"

                                               [訳注:筆者が日本語で書いた]

  -by Fritz Springmeier 



アメリカ人を「かた(型と方)」[訳注*2]で予測することはできない。
予測するには、個々人の気性、性格、特徴、価値観、文化的規範、そしてアメリカ人の生活で現在重要であるものを観察して算定しなければならない。
しかし分析の最終段階では、アメリカ人もまた、かなり予測可能で理解可能な人々だとわかる。 [訳注*2: 『かた(型と方)』は筆者が原文で用いた日本語]

しかし残念ながら、正確に予測しようとすれば、時には絶え間ない観察と、ほとんど神のようなコンピュータ・プログラムが必要となるだろう。

自分と同じように考える人々を相手にするだけでよいなら、生きていくことはもっと簡単だ。
しかし現代で生きることは、それほど単純ではない。

例えば私は7年生になった初日、友達を作ろうとした。
そしてある少年に笑顔で会釈し自己紹介した。名前を言いながら手を差し出して握手した。彼も笑顔で私の手を握ったが、その瞬間なんと膝で私の股間を蹴ったのだ。私は激しい痛みでほとんど気絶しそうになり倒れた。
生きていると、色々な学びがあるものだ。

予見が可能であること、つまり人が何をするのか予測できることは快適なことだ。

日本では「仕方」や、たくさんの「方」[訳注*3]で人間の行動を予測できる。
生き方、書き方、そして考え方などだ。
日本人はある人が負っている責任や忠誠心がどういうものか特定することができ、その人の行動をほぼ予測する。[訳注*3:『仕方』『方』は筆者が原文で用いた日本語]

私は動物と働くのが楽しいことだと気づいたことがある。
農場ではどの動物も予測可能なふるまいをするので、それぞれの行動パターンに基づいて、彼らの相手にすればいい。

しかし相手が他国に住む人々だったらどうだろう?
もし自分が普通の日本人で、アメリカ人やイルミナティを理解しようとしているとしたらどうだろう?彼らの行動を予測できるだろうか?

この場合、その答えはもっと難しくなるかもしれない。

人間の行動を理解しようとする学問は、社会科学と呼ばれる。
社会人類学、社会学、心理学、政治学、そして社会地理学などが含まれる。
これらの学問分野の中にはそれぞれ特定の研究分野がある。
例えば、社会学の中に犯罪学があり、政治学の中にミクロ経済学がある。
人間の行動様式を研究しようとすれば一生を費やしてしまうこともありうるのは明らかだ。

私はこのやり方で、数年を費やしてイルミナティの一員だった犠牲者たちを救済した。
彼らはイルミナティから、精神的外傷を用いて行われる全人格的なマインドコントロールを受けたのだ。

シスコ・ウィーラー(元マインドコントロール・プログラマー)他多数の人々と関わった後、私はイルミナティのマインドコントロールについて3冊の本を書いた。
この本はイルミナティの行動を理解するための優れた情報源である。

上述の社会科学を学ぶ労力のすべてを考えると、人間の行動を予測する我々の能力は、大きく不足したままであるように思われる。
その理由の一部は、イルミナティのマインドコントロールを考慮する必要があるからだ。

問題行動の解決には限界があるようだ。
しかし人間の行動を予測するためのモデルは、普通の人々が夢にも思わないほど正確だ。

イルミナティは一個人の行動を予測するコンピュータ・プログラムの作成に成功した。
それによって決定因子が特定され計量される。
そして個人の選択や行動の範囲が予測可能となる。
彼らが人の行動を予測することに成功したと我々が気づかない理由の一部は、普通の一個人に、彼がどれほど間近で監視され操作されているかを知らせることが、支配者のエリートにとっては重要ではないからだ。

エリートが操る財団や各国政府は社会科学を扱う大学や社会科学の研究者に多額のお金を注入している。
確率や統計を含む数学は人間の行動を予測するコンピュータ・プログラムに応用されている。
これほど多くの世論調査が行われるのは偶然ではない。

合衆国政府(文民、軍人共に)は「標準作業手順書」(Standard Operating Procedure)と呼ばれる「仕方」[訳注:マニュアル]を作成している。
日常語でそれは「SOP」とよばれる。
すべてのことにSOPがあり、大使館の建物の設計も同様だ。
では、厳しい経済状況下にもかかわらず、合衆国がイラクに、世界の他のアメリカ大使館の10倍以上の規模で大使館を建てた理由は何だろう?
この要塞のような大使館をユーフラテス川沿いの104エーカー[訳注*4]の土地に建てるのに7億ドルかけている。
そこには1,000人が働ける広さがある。

この信じがたい巨大な規模をどう説明できるだろうか?
どのような秘密のアジェンダがここで実行されているのだろうか?
[訳注*4:正方形の土地に換算すると約648m四方になる]

【翻訳委員会:D】


【参考資料】

(1)「イルミナティ 悪魔の13血流-世界を収奪支配する巨大名家の素顔」

(2)「多重人格はこうして作られる」

(3)"The Illuminati formula used to create an undetectable total mind controlled slave "(未邦訳)

 




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