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「英国MI6は存在しない」という、佐藤優の発言について。

公開日時:2009年02月22日 16時34分
更新日時:2009年02月22日 16時37分

平成二十一年(二〇〇九年)二月二十一日(土)
(第二千七百四回)


〇「佐藤優、副島隆彦」対談によれば、

〇佐藤優は、

〇英国MI6は存在しない、

〇と述べているそうである。

〇筆者(太田)は、この出典を確認していないが、ここでは一応この通りと
 受け取っておく。

〇筆者(太田)は、「佐藤優」を現代日本に於ける、イルミナティのもっとも
 有能なエージェントの一人であると、定義しておいた。

〇このテーゼを論じるために、

〇英国のMI6は存在しない、という前出の佐藤優の発言は、

〇小さなエピソードとして片づけられるものではないだろう。

〇近現代英国の諜報機関の歴史は、セシル・ローズ家に始まる。

〇筆者(太田)の知る限り、セシル家についての日本に於ける唯一の正確、かつ
 深刻な研究論文は、ジョン・コールマン博士の論考である。
 (成甲書房刊『秘密結社全論考』上下二巻』)

〇コールマン博士は、セシル家の初代はベネチアの黒い貴族から、イングランド王国支配、
 陰謀のために派遣された工作員である、とされている。

〇初代セシルは、たちまちイングランド王室の中枢にもぐり込み、

〇セシル家、二代、三代と経過するうちに、

〇英国諜報機関の中枢を掌握した。

〇三百人委員会の権力中枢としての、英国諜報機関はここに由来するのであって、

〇MI6が存在しようと、しまいと、そんな事はゴミのような小さな問題だ、

〇佐藤優の手の内がどの程度なものなのか、

〇それはここでは、不問に付しておく。

〇佐藤優が、国際的レベルでのイルミナティエージェントの格が、
 どの程度のものか、

〇ビリの方なのか、それとも、もう少しは上の方なのか、それは解らない。


(了)


【参考文献】

◎「秘密結社全論考」(成甲書房)
 ジョン・コールマン著、太田龍監訳

 




匿名希望
Posts: 1
Comment
自らの実態を意識しない走狗?
Reply #1 on : 2009/02/23 01:08:43
佐藤優という人物は、彼の内情を少し知る人から聞いた話によると、自分では非常に愛国者だと思っている(実際は妄想か?)人だそうです。MI6が架空の存在だと言うのも、イルミナティに騙されているのだとしても、彼自身は日本のためと思って喋ったのでしょう。彼は、典型的な昔のマルクス坊やのようですよ。唯物史観でマルクス主義の洗脳を経験したインテリです。生い立ちが貧乏人の学校秀才には、この手の人は少なくない。マルクス主義のインチキさは分かったのかもしれませんが、所詮、唯物史観の洗脳からは抜けきれない穢れた因縁に縛られた人なのかもしれません。

そういう意味では、中丸薫とは正反対ですね。彼女の場合は、自分で意識的に嘘をついて、利用されているようです。

佐藤優は、自ら意識せずにイルミナティの走狗になっている人物のようです。彼自身は、愛国的な発現をしているつもりでしょうから、余計に気の毒でもあります。しかし、彼のような人を上手く利用することは、昔からパリサイユダヤ勢力の連中にとって比較的容易だったのではないでしょうか。タルムードやシオン長老の議定書には、そのような方法が述べられているように私には思えます。

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