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「イスラエルは、ガザを、私有の死の実験室として使用している」(C・ハリナン)と。

公開日時:2009年02月17日 00時38分
更新日時:2009年02月17日 00時44分

平成二十一年(二〇〇九年)二月十五日(日)
(第二千六百九十九回)

〇「新潮45」の最新号で、かっては日本の論壇の大御所江藤淳の第一子分として
 取り立てられた福田慶応大学教授が、対談の中で、

〇パレスチナ/イスラエル紛争を論じている。

〇その中で福田は、

〇自分の息子がイスラエルの支持者であると述べている。

〇福田の息子であれば、二十代かそこらであろう。

〇その息子がイスラエルを支持するのは、イスラエルの武器が実に良く出来ている
 と言う理由だと言う。

〇このエピソードはここで記録して価値がある。

〇福田慶応大学教授が、数年前、日本の論壇の花形中心スターの地位を失ったきっかけを、
 筆者は今も記憶して居る。

〇二〇〇三年三月、ネオコンは、米国を対イラク侵略戦争に引きずり込んだ。

〇米国と共にイラク侵略戦争に参加することを拒否した古いヨーロッパ諸国をきわめて
 たたいた。

〇その頃、米国ネオコンの代表的若手思想家が日本に来た。

〇福田はこの花形ネオコンスター氏と対談した。

〇そして福田はこのネオコンスター氏の弁舌にすっかり魅了された。

〇その理由は、米国ネオコン一派の超越的軍事的テクノロジーのすばらしさであった。

〇しかし、福田のこのスタンスは日本の体制側論壇にとっては、あまりにもエキセン
 トリックであるとみなされたもののごとくである。

〇中心スターとしては、福田は日本の論壇から切られたわけである。

〇我々はここで、WMR(ウエイン・マドセン・レポート)二〇〇九年二月十三日、

  コン・ハリナン:
  「イスラエルはガザを、私有の死の実験室(オウン・プライヴェート・デス・ラボラトリー)
  であるが如く処分した」

〇この重要な論文を、日本民族有志に紹介すべき、緊急の必要を認める。

〇イスラエルは米国から、幾多の新式武器を供給されている。

〇そのうちの一つはDIMEだと言う。
 米空軍は二〇〇〇年、カリフォルニア大学にある研究機関と協力してこのDIMEを
 開発した、と。

〇DIME is Dense Insert Metal Explosive

〇この武器は「フォーカスド・レイタリティ」。

〇つまり、最小限のダメージによって、対象の人間を死に至らしめる如き武器。

〇ここでは、説明を省略し後日、週刊日本新聞ウエブサイト、アイク日本版ウエブサイト
 に日本語版を公開したい。

〇つまり、イスラエルはガザを、こんな風に私有物として、死の実験室たらしめている、と。

〇日本人のある年齢以下の世代の殆どは、圧倒的に、イルミナティのマインド・コントロール
 のひとつとして、

〇 ゲーム
  ゲーム感覚
  ゲームびたり
  ............

〇の中に、無自覚的に引きずり込まれている。

〇彼らは、やすやすとイスラエル=米国に同化して、その立場でガザ(パレスチナ人)を
 実験動物のように見てしまっている。

〇そのように誘導されるのである。

〇現代の日本社会はこのようにして、
 周り中いたるところにイスラエルと米国と自己を同一視して、ガザのパレスチナ住民を
 実験動物のように見てしまう実例が充満しているのである。

〇福田慶応大学教授の息子のような存在もそのひとりであるだろう。

 (了)

 




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