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オバマ米大統領の登場。

まぎれもないそれはファシズムだ、
それは、ポストモダンファシズム以外の何物でもない。

公開日時:2009年01月21日 00時30分
更新日時:2009年02月08日 20時05分

平成二十一年(二〇〇九年)一月二十日(月)
(第二千六百七十三回)

〇W・G・タープレイが「オバマ-危険な正体」(太田龍監訳、成甲書房)で
警告したように、

〇ブッシュの警察的行政的官僚的監視国家的独裁体制を「ファシズム」と
定義してはならない。

〇ファシズムの第一前提は、
下からのラジカルな大衆運動、大衆動員であり、

〇第二は、全国民団結のスローガンであり、

〇第三は、指導者の熱烈な雄弁である。

〇オバマ体制は、ファシズムのこの三つの基本的要件を充たしている。

〇つまり、オバマ体制は、
或る程度、情報に通じた人々にとっては、疑問の余地なく、
タープレイの著作の示す如き意味での、ポストモダンファシスト時代を
開幕した。

〇まず、この事実を、今、日本民族有志は、認識しなければならない。

〇この「ポストモダンファシズム」の本質的アジェンダは何か。

〇それは、「グローバルファシズム体制」即ち、
ワンワールド、NWO、世界人間牧場=世界国家の実現を日程に上げること
である。

〇イルミナティサタニスト世界権力は、米国支配システムの中核として、
第一次世界大戦後、CFR(外交問題評議会)を創設した。

〇このCFRは、既に、
二〇一〇年までに、北米(カナダ、米国、メキシコ)の統合と、その通貨としての
「アメロ」を創設することを、米国議会と政府に命令した。

〇「アメリカン・フリープレス」二〇〇九年一月十九日号は、
アメロのコインのデザインが幾つか作られて居る、としてその中の一つのデザイン
を示している。

〇それは、羽根を広げた鷲が北米の図の上に。
ユニオン・オブ・ノース・アメリカ。
20アメロ。

とある。

〇二〇一〇年と言えば、来年である。

〇CFRの米議会に対する命令は、

〇CFR上部機関である、三百人委員会の決定であるだろう。

〇当時事寸評は、既に、何度か、CFRの二〇一〇年北米連合のアジェンダについて
説明した。

〇EU(ヨーロッパ連合)と北米連合(NAU)。
これは、NWOへの巨歩と成るべく設計されてある。

〇そしてこの二つの地域連合は、イルミナティ=三百人委員会によって、
完璧に支配されている。

〇EUと北米連合から、世界通貨の実現へ。

〇オバマ体制には、イルミナティ=三百人委員会によって、このアジェンダが
優先順位の第一位、

〇として、与えられているであろう。

〇このように見てくると、
イルミナティの世界的マスコミの一つ、「ニューズウィーク(日本版)」、
2009年1月28日号。

これは示唆するところが多い。
「アメリカンドリームの終焉」
「ラティーノが(アメリカの)未来を左右する」......

(了)


【注】

◎W・G・タープレイ著、太田龍監訳、成甲書房
「オバマ、危険な正体」

◎日本義塾出版部でも取扱中。

 




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