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カール・シュワルツ(2009.1.7)
「(イスラエルによる)ガザ(パレスチナ人)の虐殺は、用意周到に準備された皆殺し的殺戮である」

公開日時:2009年01月11日 00時31分
更新日時:2009年02月08日 20時18分

平成二十一年(二〇〇九年)一月十日(土)
(第二千六百六十三回)

〇カール・シュワルツ(Karl Schwarz)の、二〇〇九年一月七日付、

「ガザの虐殺は用意周到に準備された皆殺し的殺戮である」
(The Gaza Slaughter Is Premeditated Genocide)
http://rense.com/general84/premed.htm

〇これは、アイクのウエブサイト davidicke.com がリンクした、レンズ・コムの
記事である。

〇やや長いこの記事は、本来なら全文日本語に翻訳して公表したい。
しかし、今のところその條件が存在しないので、以下に要点を列記する。

(1)イスラエルは、テロリストの国家である。
〈注〉ベンジャミン・フルフォードは、
「イスラエルはテロリストの国家である」と言う、すべての世界中の
まともな良識ある人々にとっての常識であるこの命題を是認するのか、
否定するのか。
我々は、フルフォードが、そしてすべての日本のフルフォード支持者が、
この質問に答えることを要求する。

(2)米国は、テロリスト国家と成った。

(3)「米英イスラエル」
この「三国同盟」なる、この邪悪的な「三位一体」が、悪の元凶である。

(4)イラクでの百五十万人の大量殺戮はテロリズムである。
アフガニスタンでの二、三百万人の抹殺は、テロリズムであり、最近の米国の
武器と支援を以てす
る、イスラエルによるパレスチナ人に対する大量虐殺は、テロリズムである。

(5)私(K・シュワルツ)は、過去三十年、注意深く、
パレスチナ、イスラエル関係を観察して来た。

(6)イスラエルは平和を欲していない。
ピリョード(終止符)。

(7)イスラエルは、パレスチナ人を追放するか、又は、パレスチナ人の死、
を欲する、と。

〇この記事は、全世界のすべてのまともな人々にとって、自明である。

〇しかし、「ユダヤ人」にとっては、そうでない。

〇いはゆる「ユダヤ人」には、多くの種類が存在する。

〇表面的に言えば「ユダヤ人」は、四種存在する。
即ち、

(1)モーゼ五書(キリスト教的には旧約聖書)を信奉するユダヤ教教徒。

(2)ユダヤ教のラビ。
ラビは、タルムードを知らなければならない。

(3)ユダヤ教のラビの中の更にその一部は、カバラ学を知る。

(4)世俗的ユダヤ人、つまり、ユダヤ教を棄てたユダヤ人。

〇それでは、いはゆる「シオニストユダヤ人」は、どこに分類されるのか。

〇或いは「イスラエル国家」はどうなのか。

〇驚くべきことに、一九四七、八年に出現した、「ステート・オブ・イスラエル」
「イスラエル国家」は、正統派ユダヤ教徒から見れば、世俗的国家、とされている。

〇「ユダヤ教」をもう一歩深く研究すると、

〇オーソドックス(正統派)ユダヤ教と、
サバタイ派、フランキスト派ユダヤ教と、
この二種が存在し、

〇ロスチャイルド家が、サバタイ派フランキスト派ユダヤ教を全面的に支持して以降、
とりわけ米国では、十九世紀末から二十世紀にかけて、サバタイ派フランキスト派
ユダヤ教が圧倒した。

〇このことは、ラビ・M・S・アンテルマンが全面展開しており、筆者は、過去十数年、
何十回(それ以上)となく、アンテルマンを紹介して来た。

〇ラビ・M・S・アンテルマンによれば、
いはゆるシオニズムは、サバタイ派フランキスト派ユダヤ教の産物である、と。

〇従って、シオニズムと根底的根本的に対決するユダヤ人は、
イルミナティサタニスト世界権力の集中包囲攻撃の標的にされる。

〇そのようなユダヤ人の数は、きはめて少ない。

〇ヘンリー・メイコウは、疑いもなくその一人である。

〇従って、我々は、ヘンリー・メイコウとベンジャミン・フルフォードを丹念に比較する
ことによって、フルフォードの正体をあますところなく白日の下にさらけ出すことが
出来るのである。

(了)

【注】

◎二〇〇九年一月十日付、東京新聞夕刊。シカゴ。

反イスラエル一万人がデモ。
この反イスラエルデモは、アラブ系市民団体が主催したが、全米各地から約一万人が
集まったと。さらにこのデモには、ユダヤ系団体も参加した。
とあるが、このユダヤ系団体とは、正統派ユダヤ教系であるだろう。

 




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