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何故今、日本民族有志に
「シオン長老の議定書」の研究に意識を集中しなければならないか。
ベンジャミン・フルフォードに対して放たれる第五の矢。

公開日時:2009年01月10日 00時19分
更新日時:2009年02月08日 20時19分

平成二十一年(二〇〇九年)一月九日(金)
(第二千六百六十二回)

〇我々は、ベンジャミン・フルフォードに対して、この十日余の間に、
四つの矢を放った。

第一の矢は、デーヴィッド・アイクの問題
第二の矢は、法輪大法と李洪志問題
第三の矢は、パレスナ・イスラエル問題。
第四の矢は、ハマスはモサドの一部である、と言うフルフォード発言問題。

〇そこで次に何が来るか。

〇それは「シオン長老の議定書」問題でなければならない。

〇筆者は、「シオン長老の議定書」については、
二〇〇四年、成甲書房から出版された日本語訳「シオン長老の議定書」に
かなり長文の解説を書いた。

〇ここでは、この解説を前提として、更に、その先へすすみたい。

〇「議定書」は、それが二十世紀初頭ロシアで、曝露されて以来、無数の論争の的
とされた。

〇ユダヤをおとしめるために、ロシア官憲によってでっち上げられた偽書である、
と言う、見えすいたデマゴギーは、ここでは取り上げない。

〇すると、そこに浮上する最大の問題に、

〇その筆者は誰か、と言うことである。

〇または、それが講義の記録であるとすれば、
その演説者、話し手、講師は誰か、と。

〇ヘンリー・メイコウは、このことについて、多くの論文を公表している。

〇彼の結論は二つ。

第一は、その著者又は、演説者は、
ロスチャイルド家の一員である、と。

第二は、ロスチャイルド家の中、
ロンドンロスチャイルド家の二代目ライオネル・ロスチャイルドである、
と。

〇メイコウの推理は正しい。

〇ロスチャイルド家は、イルミナティの中核の一つである。

〇しかし、ライオネル・ロスチャイルドは、一八三〇年前後から、一八七〇年代まで、
イルミナティサタニスト世界権力の中心、その頂点、その最高首脳であった人物で
あるだろう。

〇「議定書」は、実に、このような立場の人物によって、書かれた(語られた)
イルミナティの幹部を教育するための、高級教科書だった、と見なければならない。

〇筆者の知るところでは、これまで、「議定書」についてのもっとも高い水準の
批評的論文、著作は、

〇デーヴィッド・アイクの「ロボットの反乱」(一九九四年、未邦訳)であり、

〇最近では、ヘンリー・メイコウの「イルミナティ-世界をハイジャックしたカルト」
と、ここに収録されていない「議定書」についての多数の論評である。

〇そこで、ベンジャミン・フルフォードは、「シオン長老の議定書」について、
どのように書いて来たか、

○そのことを、検証しなければならないのである。

(この項つづく)

(了)


【注】

◎「シオン長老の議定書」(成甲書房、定価千五百円プラス税)
は、日本義塾出版部で取り扱い中。

◎日本義塾、一月二十八日(水)夜の公開講義では、もちろんこの問題も取り上げる。

 




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