平成二十一年(二〇〇九年)一月六日(火)
(第二千六百五十九回)
〇「佐藤優」の肩書きは、休職日本外務省事務官、元日本外務省主任分析官、
とある。
〇しかし、この人物は、今、日本でもっとも多くの公的発言の場を与えられている。
〇筆者は、三十年以上前にテレビの器械を捨てて以来、テレビとは全く無縁である。
〇佐藤優がテレビに出ているかどうかは知らない。
〇活字媒体について言えば、彼は大新聞から各種の雑誌その他に至るまで、
〇日本の体制内主流マスコミから、右翼、左翼に至るまで、ありとあらゆる潮流の
出版物で発言している。
〇そうした公的場所での発言の量は、
毎月、四百字詰、一千枚(これは信じがたい数字であるが)。
と、どこかで読んだ。
〇その他、講演会については分からない。
〇一体、これは何を意味するのか。
〇佐藤優の思想的立場は、誤解の余地のないほど明確に、彼自身によって、
公表されている。
〇それは、次の二項目に要約されるであろう。
(1)自分=佐藤優は、キリスト教徒である。
(2)自分=佐藤優は、イスラエル擁護派である。
と。
〇この場合の「キリスト教徒」とは、
欧米の反イルミナティ反ユダヤ反フリーメーソン反陰謀派の陣営の文脈で言えば、
「シオニスト・キリスト教徒」
「キリスト教シオニスト」
と成るであろう。
〇この種の「キリスト教徒」(キリスト教シオニスト)は、米国では、きわめて強力
である。
にも拘らず、日本人は、この事実を知らない。
また、日本人は、この事実を見ないフリ、聞こえないフリ、をしている。
〇この種の「シオニスト・キリスト教徒」の中心スローガンは、
〇シオニスト・イスラエル無條件擁護!!
である。
〇佐藤優は、この種のシオニスト・キリスト教徒、キリスト教シオニスト、である。
〇この立場は、佐藤優の心理に於いて、
きわめて強固に確立されて居る、もののようである。
〇英語に、「ヴォーカル」と言う表現があるが、日本語では、適切なことばがない。
〇佐藤優の言動は、まさにこの「ヴォーカル」と言う英語にぴったりである。
〇彼は、イスラエルのパレスチナ民族に対するすべての侵略を是認し、支持し、擁護する。
〇彼の発言は、シオニストイスラエル政府の発言そのものである。
〇従って、今、この佐藤優の発言に場を与えるすべての日本のメディアもまた
シオニストイスラエルイルミナティの走狗として、弾劾さるべきであろう。
〇このメディアの中には、
「週刊金曜日」のようなきわめつきの左翼から、
「月刊日本」=「右翼民族派」の出版物に至るまできわめて多種多様なものが含まれる。
(了)
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