Home » 太田龍の時事寸評 » 第二千六百四十回


昨十二月十七日、日本義塾公開講義での質問。
「ワンワールドのアジェンダが着々と進行する中で、我々は何をしたらよいのか」
この質問に答える。

公開日時:2008年12月18日 23時49分
更新日時:2009年02月08日 20時43分

平成二十年(二〇〇八年)十二月十八日(木)
(第二千六百四十回)

◯昨十二月十七日。
日本義塾公開講義。
W・G・タープレイの「オバマ、危険な正体」(成甲書房)を参考文献として、
オバマ登場の意味について講義した。

◯そのあとの質問の一つ。
「着々とワンワールドのアジェンダが進む中で、我々は何をしていけば良いのか」
と。

◯丁度いま、
「グローバル・コンスピラシー[そしていかにしてそれを終わらせるか]について
のデーヴィッド・アイクのガイド[手引書]」(二〇〇七年十一月)の日本語版が
三交社から出版されたところである。

◯上下二巻、一千百三十九頁。
全二十八章。

◯日本語版の表題は、
「恐怖の世界大陰謀」。

◯日本人は、アイクのこの本をしっかり、修了すれば、
「我々は何をしたら良いのか」

◯その正しい解答に到達出来る、であろう。

◯前出の質問に対しては、今の日本には、

◯無数の間違った解答が用意されている。

◯ちょっと、数え切れないほどの誤った解答が。

◯しかし、アイクに従って、その無数の誤った解答を、とりあえず、三つの種類に
整理することが出来るであろう。

◯アイクは、
「不思議の国のアリス」(二〇〇二年)
[日本語訳は、『究極の大陰謀』、三交社、二〇〇三年]の中で、

◯イルミナティの人類奴隷化、人類家畜人化のアジェンダに対して、人類には、
三つの対応があり得る。

◯第一は、「羊」である、または「羊人間」である。

◯今の日本人は、百パーセント近く羊人間である。

◯第二は、ロボット・ラジカル人間である。

◯イルミナティの支配に対して、断片的、部分的、局地的、一時的に反抗し、
抵抗する人々である。

◯羊人間から見ると、これらの人々は、
恐ろしいラジカル過激派......である。

◯第三は、反コンスピラシー派である。

◯このひとびとは、人類完全家畜化のイルミナティの秘密の陰謀を調査し、
これと公然対決せんとする。

◯第一の羊人間派、第二のロボット・ラジカル派から見ると、
第三のこの反コンスピラシー派は、

◯「狂人」である。

◯そしてこの見方は、イルミナティサタニスト世界権力の見方そのものである。

◯つまり、「反コンスピラシー派」については、人類の中の殆ど全部を占める、
第一の羊人間も
第二のロボット人間も
そして言うまでもなくイルミナティ世界権力も
そのエージェント、その走狗たちと同調して、反コンスピラシーを
「狂人」扱いにする。

◯しかし、実は、西洋のこれまでの反コンスピラシー派の陣営には、
致命的な限界があった。

◯それはまさしく、
イルミナティのコンスピラシーの有力な一部としてのキリスト教(又はユダヤ教、
イスラムなど)の限界内の反コンスピラシー派の水準に、とどまっていた、
と言うことである。

◯アイクは、この限界を、全面的に超克し得た西洋史上、最初の思想家である。

◯何をしたら良いのか。

◯と、問う人は、まず以て、

◯自分の今の地位を自己検証しなければならない。

◯羊人間なのか。

◯ロボット・ラジカルなのか。

◯更にすすんだ、反コンスピラシー派なのか。

◯アイクの新著「グローバル・コンスピラシー」(日本語訳『恐怖の世界大陰謀』)
を読みながら、そのことを自問しなければならないだろう。

(了)

【注】

◎デーヴィッド・アイク著、本多繁邦訳、三交社、十二月二十五日刊
「恐怖の世界大陰謀」、上下二巻、約一千百三十九頁。
定価各二千三百円プラス税、送料一セット四百五十円(合計五千二百八十円)。

◎日本義塾出版部でも取扱中
送料と消費税をサービスして、
一セット四千六百円。

◎申し込みは、eメール、電話、はがきにて、日本義塾出版部へ。



 




Write a comment

  • Required fields are marked with *.

If you have trouble reading the code, click on the code itself to generate a new random code.
 

Home » 太田龍の時事寸評 » 第二千六百四十回