平成二十年(二〇〇八年)十二月十二日(金)
(第二千六百三十四回)
◯二〇〇八年。
この年は、日本の現代史にとって、銘記さるべき、
重大な事件が発生した年とされるであろう。
◯しかし、にも拘らず、この重大事件は、
日本の国家の上部構造には、言うに足りる変化を生ぜしめていない。
◯上部構造とは、この場合、体制内イデオロギー、体制化された思想、
確立された社会思潮、などを意味する。
◯ここで、確立された体制内イデオロギーとは何のことか。
◯それは、ザビエルの日本侵略(一五四九年=天文十八年)とともに、
初めて日本に侵入したイデオロギーである。
◯そのイデオロギーの根本原理、その本質、その正体は何か。
◯それを完璧に解明する著作が、二〇〇八年、
遂に北米(アメリカ、カナダ)に現れた。
◯それは、R・D・ウイリング著
「マネー―第十二番目の究極の宗教」(二〇〇八年一月、五月)である。
◯この著者は、もともと、アメリカの経済学教授であった。
◯ニクソン大統領政権に関与して居たとのことであるが、
これは約四十年前のことであり、
◯従って、現在の年齢は七十才代と推定される。
◯二〇〇八年六月、筆者はこの本を、バーンズレビュー誌を通して入手した。
◯そして、それを熟読して、
この本の出版は、世界史的大事件である、
と評価した。
◯日本語版の出版に向けて行動を開始した。
◯目下、日本語版刊行の準備がすすんで居る。
二〇〇九年春には、上梓の運びとなるであろう。
◯このウイリング著の日本語版を得るとき、我々は
サタニスト、ザビエルが日本に注入し始めたサタニズムの毒を
片付け、解毒し、処理するための、思想的前提を確立するのである。
◯これは筆者が一九九二年に開始した欧米の反ユダヤ陰謀、反フリーメーソン陰謀、
反イルミナティ陰謀、反NWO、反ワンワールド陣営との共同闘争、
同盟形成への十六年間の苦闘が、
◯実を結びつつあることを実証する大事件である。
◯日本民族にとって二〇〇八年とは、このような年であった。
◯来年二〇〇九年、
◯日本民族は動き出すであろう。
又は日本民族は目醒め始めるだろう。
空文句ではなくて、真の意味で、
目に見えない、日本のきわめて深いところから。
◯我々は、今から二〇〇九年に向けてのアジェンダを、
次のように設定する。
第一期 二〇〇八年十二月〜二〇〇九年春までの四カ月前後。
ウイリング著「マネー」の出版準備から出版まで。
第二期 二〇〇九年春から二〇〇九年秋までの約半年。
「マネー」日本語版の学習、研究、普及と、
その基礎の上に、「西洋」サタニストとその日本人走狗に対する
全面的批判の開始。
第三期 二〇〇九年冬以降。
全戦線に亘るイデオロギー的思想的全面的進撃。
(了)
【注】
◎日本義塾は次のような要領で、二〇〇八年の忘年会(懇親会)を開催する。
(1)日 時 平成二十年=平成二〇〇八年十二月二十六日(金)夜
(2)場 所 筆者(太田)の自宅近くの喫茶店(貸し切り)
定員三十名
(3)会 費 二千円
(4)問い合わせは日本義塾出版部へ、
eメール、電話、はがき、封書の手紙にて
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