平成二十年(二〇〇八年)十二月一日(月)
(第二千六百二十三回)
◯WMR(Wayne Madsen Report)
二〇〇八年十一月二十七、二十八、二十九、三十日。
このニューズレターは、最近、ムンバイで発生した
大規模なテロリストの攻撃について報道している。
◯WMRは大略、次のようにこの事件を分析する。
(1)この事件には、米CIAアセットが関与している。
(2)この事件の背後に、BJP(インドのインドヒンドゥ原理主義的
ジャナタ党=人民党)が潜んでいる。
(3)BJPは、このイスラム原理主義テロリストの攻撃によって
インド国民会議政府に打撃を与えることを狙っている、と。
◯WMRによれば、
(1)米CIA
(2)パキスタン政府諜報機関
(3)BJP(インドヒンドゥ原理主義党)の諜報機関
(4)イスラエル諜報機関
(5)インド(国民会議派)政府
など
◯これだけの諜報機関が今回のムンバイ事件に関与している。
◯そして、パキスタン、ミャンマー、ネパール、タイの一連の紛争が連鎖している、と。
◯WMRは、ここでは言及していないが、
にも拘わらず、我々はここで、
W・G・タープレイの「オバマ、危険な正体」(成甲書房二〇〇八年十一月二十八日刊)
を研究する必要がある。
◯W・G・タープレイは、
オバマは、ブレジンスキーの傀儡である、と。
◯「ブレジンスキー」は、三極委員会(TC)である。
◯ブレジンスキーは、一九七三年、デーヴィッド・ロックフェラーと共に
三極委員会(TC)を創設した。
◯以後、三十五年間、
ブレジンスキーは、デーヴィッド・ロックフェラーの直属の部下として、
三極委員会(TC)の最高首脳の役割を果たして来た。
◯三極委員会とは何か。
◯その真の姿は、コールマン著『三百人委員会」(日本語版、成甲書房上下二巻)
を深く研究しないことにはわからない。
◯三百人委員会は、
オバマを使って、
米国軍をして、
パキスタンに攻撃を集中し、
パキスタンの国土を三つ、四つ……と、四分五裂させるつもりである。
◯しかし、パキスタンの分断解体は、イルミナティ三百人委員会
世界権力にとって、過渡的戦略目標である。
◯これは、イルミナティ世界権力の中共工作の一環である。
◯つまり、中共を弱体化、孤立化させて、以て
中共をロシアとの戦争に誘導するのである。
◯このように、今回のムンバイ事件を読み取るべきである。
(了)
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