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タープレイの著作の最初の日本語版
「オバマ、危険な正体」(成甲書房)、十一月二十八日出版。

公開日時:2008年11月27日 23時02分
更新日時:2009年02月08日 21時01分

平成二十年(二〇〇八年)十一月二十七日(木)
(第二千六百十九回)


◯十一月二十八日、ウェブスター・G・タープレイの著作の最初の日本語版
 「オバマ、危険な正体」(英語原題 OBAMA The Postmodern Coup)が、
 成甲書房から刊行される。

◯ウェブスター・タープレイは、アメリカでは「左翼」のジャーナリスト、
 と見られている。

◯しかし、とりわけアメリカでは、この「左翼」なる用語が大問題である。

◯何故なら、アメリカでは、「左翼」の主流は、
 きわめて露骨なかたちで、ウォール街、米英国際金融寡頭勢力と直結した、
 そのエージェントであり続けているからである。

◯アメリカ左翼の本流は、「アメリカ共産党」であろう。

◯このアメリカ左翼の本流たるアメリカ共産党は、
 オバマについて、どんな態度を示したか。

◯「サピオ」最新号(二〇〇八年十二月十七日号)の記事は、

 オバマ勝利で沸き立つ「アメリカ共産党」
  「マルクス・レーニン主義の時代がとうとう到来した」
  アメリカ共産党のNY地区議長リベロ・デラ・ピアナは
  AFP通信にこう答えた…… 以下略。

◯アメリカの、いや、全世界で通用する左派インテリ代表格の、チョムスキーは、
 十月になんと、オバマ支持、を公表したそうである。

◯チョムスキーも、
 アメリカ共産党も、
 れっきとしたイルミナティ・サタニスト世界権力のエージェントである。

◯彼らが、ウォール街の走狗たるオバマを支持することは、当然であろう。

◯しかし、アメリカの左派ジャーナリストとして著名な、
 ウェブスター・G・タープレイは、
 「オバマ、危険な正体」の中で、どう語っているか。

◯タープレイのオバマ評価は、
 アメリカ左翼の主流としてのアメリカ共産党のそれとはまさに逆、である。

◯日本人は、これまで、
 アメリカでは、
 資本主義も、共産主義(社会主義)も、
 イルミナティ(ウォール街)の二本立て戦略の一翼である。

◯と言う自明の事実を、
 明確に認識することが出来なかった。

◯イルミナティの走狗としての左翼主流派と、

◯イルミナティのヒモ付きでないイルミナティとなんらかの程度で対決し、
 限界がありながらも、イルミナティと戦っている、独立左派、一匹狼的左派と。

◯その二者の違いを識別することが出来ないのである。

◯しかし、今や、その気のある日本民族有志は、

◯タープレイの今度の本(日本語版)と、
 アメリカ共産党のオバマ賛歌と、
 この二つを比べることによって、

◯きわめて容易に両者の区別をする方法を体得することが可能となったのである。

(了)

(注)

◎ウェブスター・G・タープレイ著、太田龍監訳「オバマ、危険な正体」
 (成甲書房 十一月二十八日刊行。定価千九百円プラス税)
◎日本義塾出版部でも取り扱います。
 送料込みで二千円。

 




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