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オバマは、三極委員会(イルミナティ)のアメリカファシスト化の「第一走者」に過ぎないのか、それとも彼は、その最終走者なのか。
それをタープレイは問題とする。

公開日時:2008年11月19日 00時15分
更新日時:2009年02月08日 21時10分

平成二十年(二〇〇八年)十一月十八日(火)
(第二千六百十回)

◯W・G・タープレイ著
「オバマ-ポストモダンクーデター」(二〇〇八年四月刊)の日本語版が、
十二月初め成甲書房から、「オバマ-危険な正体」、として出版される。

◯タープレイは、オバマのファシズム運動が一九二〇年代~三〇年代の
ヨーロッパファシズムの単なる模倣ではない、と言う。

◯両者は、共通性もあるが、重要な相異もある、と。

◯タープレイは、オバマ政権の未来を予測する。

◯「オバマ大統領」が三極委員会=CFRの金融家の指示通りの政策を実施する
パターン。
その結果、新たな戦争、未曾有の大不況、全国民的な困窮、金融経済の崩壊、
社会全体の分裂が起こる。

◯オバマは、信用を失い、オバマの裏切りに対して群衆が蜂起する。

◯そしてそこから、完全なファシズム運動が生まれる、と。

◯オバマは、三極委員会最終走者ではないかも知れない、と。

◯タープレイはここで、重要な問題を提出して居る。

◯オバマ政権が、蜂起するアメリカの群衆によって打倒されて、本格的な完全な
ファシズム運動がアメリカに登場するかも知れない、と。

◯当然、三極委員会=イルミナティは、その場合、アメリカファシスト運動の
イデオロギーと、そしてそのイデオロギーを実践するリーダーを用意しておかな
ければならない。

◯ここで何が問題とされているのか。

◯オバマの能力は、演説に於ける美辞麗句のみ。

◯これでは、本格的なファシズム運動にはならない。

◯我々は、ここに提出されている問題を、このあとしばらく、続けて検証して行く
であろう。

(了)

 
【註】

◎ここで参照さるべき文献は、
ユースタス・マリンズ著、太田龍監訳「カナンの呪い」(成甲書房)

◎この中で、アメリカを完全に支配して居る「カナン族」は、黒人、中南米系移民
などを煽動して、白人中産階級を殲滅せしめるであろう、と述べられている。

◎ジョン・コールマン博士は、二十数年来、
三百人委員会が「アメリカの中産階級を壊滅させる」作戦を進行中である、
と警告して来た。


【近刊予告】

◎W・G・タープレイ著、太田龍監訳・解説
「オバマ-危険な正体」、成甲書房、十二月初旬刊予定。
(英文原題は、『オバマ-ポストモダンクーデター』)
予価千九百円プラス税。

◎日本義塾出版部でも予約受付け中。

 




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