平成二十年(二〇〇八年)十一月十八日(火)
(第二千六百十回)
◯W・G・タープレイ著
「オバマ-ポストモダンクーデター」(二〇〇八年四月刊)の日本語版が、
十二月初め成甲書房から、「オバマ-危険な正体」、として出版される。
◯タープレイは、オバマのファシズム運動が一九二〇年代~三〇年代の
ヨーロッパファシズムの単なる模倣ではない、と言う。
◯両者は、共通性もあるが、重要な相異もある、と。
◯タープレイは、オバマ政権の未来を予測する。
◯「オバマ大統領」が三極委員会=CFRの金融家の指示通りの政策を実施する
パターン。
その結果、新たな戦争、未曾有の大不況、全国民的な困窮、金融経済の崩壊、
社会全体の分裂が起こる。
◯オバマは、信用を失い、オバマの裏切りに対して群衆が蜂起する。
◯そしてそこから、完全なファシズム運動が生まれる、と。
◯オバマは、三極委員会最終走者ではないかも知れない、と。
◯タープレイはここで、重要な問題を提出して居る。
◯オバマ政権が、蜂起するアメリカの群衆によって打倒されて、本格的な完全な
ファシズム運動がアメリカに登場するかも知れない、と。
◯当然、三極委員会=イルミナティは、その場合、アメリカファシスト運動の
イデオロギーと、そしてそのイデオロギーを実践するリーダーを用意しておかな
ければならない。
◯ここで何が問題とされているのか。
◯オバマの能力は、演説に於ける美辞麗句のみ。
◯これでは、本格的なファシズム運動にはならない。
◯我々は、ここに提出されている問題を、このあとしばらく、続けて検証して行く
であろう。
(了)
【註】
◎ここで参照さるべき文献は、
ユースタス・マリンズ著、太田龍監訳「カナンの呪い」(成甲書房)
◎この中で、アメリカを完全に支配して居る「カナン族」は、黒人、中南米系移民
などを煽動して、白人中産階級を殲滅せしめるであろう、と述べられている。
◎ジョン・コールマン博士は、二十数年来、
三百人委員会が「アメリカの中産階級を壊滅させる」作戦を進行中である、
と警告して来た。
【近刊予告】
◎W・G・タープレイ著、太田龍監訳・解説
「オバマ-危険な正体」、成甲書房、十二月初旬刊予定。
(英文原題は、『オバマ-ポストモダンクーデター』)
予価千九百円プラス税。
◎日本義塾出版部でも予約受付け中。
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