平成二十年(二〇〇八年)十一月十一日(火)
(第二千六百三回)
◯西暦二〇〇九年は、西暦九年、
ライン河畔のトイトブルグ teutoburg の森の戦役二千年記念の年である。
◯二〇〇七年、我々は、ドイツの反ユダヤ愛国者マンフレッド・レーダーさんを
日本に招待して会議し、共同宣言に署名した。
◯この会議の中で、私は、レーダーさんに、西暦九年、トイトブルグの戦役での、
ゲルマン連合軍のローマ軍に対する大戦役と、そこでのゲルマン軍の勝利を、
ドイツ建国記念日とすべきではないか、との趣旨のことを述べた。
◯マンフレッド・レーダーさんは、私の提案を真剣に検討すると言はれた。
◯シオニストユダヤ占領下の現代のドイツは、そのような動きは、
「ドイツ占領シオニスト権力」によって、恐らく禁止されるであろう。
と私は予想したが、
◯今日(11/11)到着した「バーンズ・レビュー」二〇〇八年十一、十二月号、
二十二頁以下に、
◯イングリット・リムランド・ツンデルの論文(『西洋を解放した戦役』)が掲載
されている。
◯この「西洋を解放した戦役」とは、西暦九年、ライン河畔トイトブルグの森の
戦役のことである。
◯二〇〇三年、
ピーター・S・ウェルズ著
「ローマを停止させた戦役」が出版された。
the battle that stopped roma
emperor augustus, arminius, and the slaughter of the legions in the
teutoburg forest
by peter s. wells
◯西暦九年、ローマ軍から離脱したゲルマンの軍人、ヘルマン(ローマ風の名前は、
アルミニウス)は、ゲルマンの部族を団結させて、トイトブルクの森の中にローマ
軍の精鋭二コ軍団二万人を完全に殲滅した。
◯もし、ヘルマンが、このトイトブルグの戦役を組織して、完勝させることがなかった
なら、
◯ローマ軍は、ライン河を超えて進軍してエルバ河に至り、全ヨーロッパ大陸を征服した
のみならず、
◯更にロシアを支配下に置いたであろう、と。
◯ローマ奴隷制帝国は、全ヨーロッパ、そして、全ブリテン、更にロシアすべてを支配
する、未曾有の奴隷制世界帝国を構築し得たであろう、と。
◯ヘルマンは、ローマ帝国の軍隊に致命的打撃を与えた。
そして、ローマは、二度とこの打撃から回復し得なかった、と。
◯ヘルマンのこのトイトブルグの戦役こそ本当の、ドイツ建国の日であると、
◯日本人は、この史実を全く意識していない。
◯イングリット・ツンデルのこの論文。
及び、ピーター・ウェルスの前出著述は、今こそすべての日本民族有志によって、真剣に
研究さるべきであろう。
(了)
【註】
◎「バーンズ・レビュー」二〇〇八年十一、十二月号コピー版。
一冊千円プラス送料八十円。
申し込みは日本義塾出版部へ。
◎「バーンズ・レビュー」二〇〇八年十一、十二月号、二十七頁の記事によれば、
イングリット・リムランド・ツンデルは、今、
ヘルマン(アルミニウス)の生涯の映画を製作中、とある。
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