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十一月四日の米国大統領選挙の結果。
オバマの大勝。
オバマ大統領の出現は何を意味するか。

公開日時:2008年11月05日 23時52分
更新日時:2009年02月26日 01時15分

平成二十年(二〇〇八年)十一月五日(水)
(第二千五百九十七回)

◯十一月五日の当地の新聞、朝日、讀賣、毎日、東京の各紙夕刊は、十一月四日の
米国大統領選挙開票の状況を報道した。

◯オバマが、マケインに対して、圧勝し、民主党は、米国上院下院ともに、制した
と言う。

◯十一月六日の朝刊は、この選挙についての確実的な結果を報道するであろう。

◯二〇〇八年一月以来、W・G・タープレイが米国及び全世界の有志に警告して、
来た、ブレジンスキーを監督とし、オバマを主役とする米国でのポストモダン
ファシズムクーデターは、とりあえず、ものの見事に成功した、ように見える。

◯米国の政治権力は、ネオコンから、ブレジンスキー/オバマ体制に移行してゆく。

◯W・G・タープレイが述べているように、
六月上旬、オバマが、米国大統領予備選挙で、民主党の大統領候補としての選挙人
獲得数がほぼ過半数に近付いて、ヒラリーの過半数獲得の見込みがほぼ消えた時点
で、ブレジンスキー/オバマ陣営は、新たなクーデターに打って出た。

◯つまり、十一月四日の選挙の結果を待つことなく、
米国政府の実権をブッシュ/チェイニー陣営から、ロンドン(イルミナティ世界権力)
の了解のもとに、ブレジンスキー/オバマ陣営に奪取したのである。

◯このことを、いち早く察知して、それを公然、全世界に警告したのは、
W・G・タープレイのみであった。

◯タープレイによれば、その名称、その呼び方は、どうであっても、事実上、米国の
国家権力中枢は、六月上旬以降、ブレジンスキーの指揮下に入った。

◯ブレジンスキーは、ブッシュ政権の

ゲーツ国防長官、
ライス国務長官、
ポールソン財務長官、
統合国家諜報機関長官、
大統領国家安全保障補佐官

などをメンバーとするプリンシパル・コミッティーを使って、米国の権力を動かした、
と。

◯十一月四日の選挙結果は、より強く、この体制を、公然化し、合法化に正統化する
ことになるであろう。

◯しかし、もちろんこのことは、イルミナティの道具としてのアメリカの(西側世界の)
マスコミによって、完全に隠蔽されて居り、

◯従って、アメリカの市民、西側の支配下にあるすべての国々の市民は、その事実を
何も知らない。

◯イルミナティは、
ブレジンスキーの指揮下にあるオバマを首尾よく米国の大統領に当選させた。

◯イルミナティによって、このオバマ政権に与えられた任務は、ロシア包囲網の形成で
あり、ロシアの解体であり、最終的に第三次世界大戦、地球人類の人口のラジカルな
大削減へと、人類を巧みに誘導することである。

◯そしてその全過程を、ポストモダンファシズム的手法と国家体制によって、遂行する
ことである。

(了)


【註】

◎W・G・タープレイ著「オバマ-ポストモダンクーデター」(二〇〇八年六月)

◎日本語版
W・G・タープレイ著、太田龍監訳、解説
「オバマ-危険な正体」十一月末、刊行予定、成甲書房、約三百五十頁。


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◎日 時 十二月十七日(第三水曜日)
              午後六時半~九時(六時開場)

◎会 場 文京シビックセンター 四階シルバーホール
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◎講 師 太田 龍

◎演 題 次期米国大統領としてのオバマの登場、そしてそのことの意味。
二〇〇九年以降の世界情勢の展望。


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