平成二十年(二〇〇八年)十月二十二日(水)
(第二千五百八十三回)
◯アイクの十月十九日付けニューズレターの日本語版は、間もなくアイク日本版
davidicke.jp に公表されるが、ここでは、その要点を論評する。
◯アイクは、「ヒーロー待望論」を批判する。
◯これは「メシア(救世主)待望論」批判とも重なるであろう。
◯アイクは言う。
ヒーローを他に求めるな。
君たち一人一人がヒーローだ、と。
◯このアイクの言は、一応は正しい。
◯しかし、この方向をさらに一歩突き詰めるとどうなるか。
◯その場合には、「ヒーロー」(またはメシア)と言うことばの枠組みその次元をも
乗り越えた、より高い次元のことばを必要とするだろう。
◯ここで要求されている、より高い次元は、どこで、学ぶことが出来るか。
◯ここには、幾つかの可能性が存在するであろう。
◯以下に、それを列記する。
(1)ワンカール(ラミロ・レイナガ)著
「タワインティスーユ-インカの抵抗五百年史」
(吉田秀穂訳、新泉社、一九九三年、絶版)
(2)ワンカール(ラミロ・レイナガ)著「タワインティスーユ」二〇〇五年十二月刊、
増補第二版、第四章(宇宙への回帰が近付きつつある)の、ラミロによる英訳。
(3)サヴィトリ・デヴィの著作(約十五冊)いずれも英文。
日本語訳は存在しない。
(4)ラミロ・レイナガの父親ファウスト・レイナガの約四十冊のスペイン語原著、
「インディオ革命」など、日本語訳は存在しない。
若干のスペイン語原著については、フランス語版、ドイツ語版が存在する。
(5)胡蘭成著
漢文全集全九巻(台湾)
日本語版、若干
(6)坂元邁(ツトム)著。
いずれもコピー版。
(7)苗代清太郎著作、
(8)進藤義春著
著作四冊
講演録約三十冊
(9)太田龍著作。
とくに「中江藤樹-天寿学原理」
(了)
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