日本民族の歴史の中にサヴィトリ・デヴィが「マン・アゲインスト・タイム」として定義したようなものとしての人間は、存在したのであろうか。
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平成二十年(二〇〇八年)十月六日(月)
◯日本民族の歴史の中に、サヴィトリ・デヴィが「マン・アゲインスト・タイム」として
◯日本人が、サヴィトリ・デヴィを読もうとする場合に、まず、そのことが問題とされ
◯人間は、 ◯この三つのタイプによって構成される、とサヴィトリ・デヴィは定義した。
◯これは、サヴィトリ・デヴィのオリジナルである。 ◯しかし、ここでの問題は、「時代」の定義である。
◯ヒンドゥー教は、時代を四つに分けるであろう。
第一は、サッチャ・ユガ(真実の時代。真実を追求する時代。真実を以て生きる時代)。 第二は、カリ・ユガ。暗黒の時代。 第三は、黄金時代から暗黒時代に移行する時代。 第四は、暗黒時代から黄金時代に移行する(回帰する)時代。 ◯ヒンドゥー教は、そしてサヴィトリ・デヴィは、今、我々の生きている地球は、 ◯第二の「カリ・ユガ」、暗黒時代であると言う。
◯従って、前出の、人間の三つの典型に於ける「時代」は、「カリ・ユガ=暗黒時代」
◯つまり、 ◯と、しなければならない。
◯ヒンドゥー教の歴史観によれば、現代は暗黒時代であり、そしてこの暗黒時代は、 ◯六千年とは、フリーメーソンの暦にひとしい。 ◯フリーメーソン暦では今年は六千八年だと言う。
◯つまり「現代」は、約六千年前から始まるが、地理的にはこの「現代」=「暗黒時代」
◯「現代史」六千年は、
◯日本列島を暗黒が蔽い始めるのは、概ね、二千三百年くらい前。 ◯それから二千三百年~くらいの間に、日本列島は、暗黒に蔽はれた。 ◯これが日本民族の歴史の要点である。
◯このように日本列島が暗黒になっていくとき、
◯我々が、サヴィトリ・デヴィを深く理解するためには、かくの如く、問題を提起しなけれ
(了)
◎誰が見てもこの暗黒時代に、その時勢と戦って生きた人間である、と判断されるべき
(1)安藤昌益
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