日本の一般庶民、世間に自民党自民党政治家の世襲化への嫌悪感が、ふくれ上がっている、と言う指摘(『週刊文春』20.10.9)。
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平成二十年(二〇〇八年)十月一日(水) ◯間もなく行はれる予定の衆議院議員総選挙の当落予測について、
◯自民党が実施した調査では、
◯つまり、 ◯しかし、「週刊文春」平成二十年十月九日号四十六頁以下(十月二日発売)では、 ◯与党合計、百六十八名(現在、三百三十六名)。 ◯野党合計、三百十二名(現在、百四十三名)。 ◯と出て居る。
◯この「週刊文春」(20.10.9)の調査の主体は、 ◯自民党中央は、もちろんすぐにこの「週刊文春」(10/9)を入手して検討したであろう。 ◯そしてどうするか。 ◯衆議院解散総選挙は、無期延期!! ◯以外にない。 ◯「死に物狂い」と言うことばが日本にはあるが、 ◯このことばは、今の自民党員の心理にぴったりだ。 ◯しかし、前出の「週刊文春」(10/9)号の記事は、
◯日本人、日本国民、選挙民の中に自民党の世襲政治化への嫌悪感がある、 ◯これについては、自民党は、どうジタバタしてもどうすることも出来ない。
◯自民党政治家の世襲化は、平成に入ってからの二十年間に、とりわけ濃厚に ◯その事実については、ここでは、説明するまでもないだろう。 ◯小泉が世襲であり、 ◯その次の安倍が世襲であり、 ◯その次の福田が世襲であり、 ◯そしてその次の麻生が絵に描いたような世襲である。 ◯そして日本人の中に、自民党世襲化への嫌悪感がふくれ上がり、 ◯そして、その嫌悪感が、徐々に「批判」として表面化して来ていると。 ◯これは、きわめて重要な要素である。 ◯周知の如く、 ◯日本に於いて、「世襲」の本家は、「皇室」であり、 ◯「テーミス」平成二十年十月号の記事は、 ◯GHQ(ゼネラル・ヘッド・クォーター。米軍日本占領総司令部)は、 ◯百年で日本の皇室を消滅させること、を日本占領作戦の根本方針とした。 ◯と暗示している。 ◯百年と言えば、すでに、戦後六十三年が経過した。 ◯百年後の二〇四五年まであと三十七年である。 ◯この問題はここでは説明しない。 ◯最近、ある記事で、 ◯日本の社会には、「屋」と「家」がある。
◯「・・・・・・屋」には世襲が適している場合もある。 ◯「・・・・・・家」(政治家、芸術家、建築家......)は、世襲は不可。 ◯最近の自民党は「政治家」でなくて「政治屋」に成ったと。 (了)
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