「月刊日本」(平成二十年十月号)が、
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平成二十年(二〇〇八年)九月三十日(火) ◯「月刊日本」平成二十年十月号は、
◯これからは、ファシズムの時代である。
◯共産主義が失敗し、 ◯ファシズムの再登場は、歴史的必然であると、前出の二人は、語る。 ◯ヴルビッタはムッソリーニ派ファシズム系の在日イタリ-人の学者であると言う。
◯この対談は、つまらない。
◯しかし、今、「ファシズムよ、よみがえれ」という風潮が、日本に台頭するかも ◯それはまだ、実体のある「時代思潮」とは成っていない。 ◯第一次世界大戦後、ファシズムに二つの系統が生まれた。
一つは、イタリーのファシズムであり、
◯この二つの流れは、筆者の見るところでは、全く異質であり、 ◯この二つをごっちゃにするようでは、お話にならない。 ◯イタリアのファシズムの神話は、「ローマ帝国」であり、 ◯ドイツの国民社会主義(ナチス)の神話は、ゲルマン神話であり、アーリア神話である。 ◯そもそも、ゲルマンとローマ帝国は、全く、相容れない。 ◯第二次世界大戦を、ユダヤ陣営、米英フランスそして共産ソ連の陣営は、
反ファシズム戦争、とした。 ◯ドイツとイタリーは、「ファシズム」として、くくられた。
◯しかし、「ファシズム」は、イタリーの産物であり、
◯ドイツの「国民社会主義」は、当然のことながら終始、ムッソリーニの「ファシズム」 ◯第二次世界大戦期、日独伊三国同盟の軍事的比重は、
ナチスドイツを100とすれば、 くらいではないか。
◯つまり、ムッソリーニのファシストイタリ-軍事的比重は、ナチスドイツに対して、 ◯しかし、軍事的比重は、単なる一現象に過ぎない。 ◯根本問題は、思想であり、精神である。
◯日本人は、第二次世界大戦中に於いてさえも、 ◯敗戦後については、言うべき何物もない。 ◯ドイツのナチズムは、インドのヒンドゥー教と、半ば無意識的に結び付き、 ◯チベット密教とは、或る程度、意識的に結び付きがある。 ◯イタリアのファシズムにはそんなものは何もない。
◯日本はどうか。 (了) 【注】
◎今、日本でこの問題を俎上に乗せるためには、
◎我々(週刊日本新聞)は、この研究を開始しており、十一月二十六日(水曜日)
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