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「時事寸評」九月二十七日号つづき、
一九四五年頃書かれた、サヴィトリ・デヴィの論説「ヒトラー主義とヒンドゥー教」の紹介。

公開日時:2008年09月29日 23時45分
更新日時:2009年02月27日 23時34分

平成二十年(二〇〇八年)九月二十九日(月)
(第二千五百六十回)

◯サヴィトリ・デヴィの論説。

◯ 「ヒトラー主義とヒンドゥー教」
"hitlerism and hindudom" 

◯これは、
九月二十七日の「時事寸評」(2558号)への追加として、紹介する価値があるだろう。

◯サヴィトリ・デヴィのこの論説は、一九五〇年に逝去した、ラーマーナ・マハーシー
ramana mahashi という近代インドのもっとも偉大な霊的パーソナリティーズの一人
について触れている。

◯「彼」は、数年前に死去した。
とあるから、サヴィトリ・デヴィのこの論説は、一九五五年頃に書かれたのであろう。

◯そしてそれは「ナショナル・ソーシャリスト」第二号(一九八〇年秋季号)に発表された、
とある。

◯この論説の中に、
「パンヒンドゥの旗」の絵が公示されている。

◯「パンヒンドゥ」とは、
「ヒンドゥの大団結のための呼びかけ」のようなものであろう。

◯この旗のデザインは、驚くべきものである。

◯赤地の旗にハーケンクロイツ!!

bharat

◯さらにもう一つのヒンドゥのシンボル。

◯ここには、左廻りの渦巻きと、右廻りの渦巻きと、
合計、四つの渦巻きが描かれている。

bharat

◯ 「アドルフ・ヒトラーが彼の運動のシンボルとして、選択した神聖なるスワスティカは、
彼[ヒトラー]と、正統派ヒンドゥー教の間の目に見えるかたちで示されたリンク(連環)
である」と、サヴィトリ・デヴィは言う。

◯周知の如く(日本人は全く知らないかも知れないが)、第二次世界大戦でナチスドイツが
敗北して、シオニスト・ユダヤとその背後のイルミナティサタニスト世界権力によって、
占領されて居る現在のドイツでは、

◯スワスティカを、いかなるかたちでも掲示する者は、問答無用で、刑法によって処罰され、
投獄されるのである。

◯第二次世界大戦中、ずっと、サヴィトリ・デヴィはインドで生活して居た。

◯彼女は、一九四〇年、ほとんど全インド人がナチス・ドイツを熱烈に支持し、
ヒトラーとナチスドイツの勝利を祈っていた、と述べている。

(了)

【注】

◎前出のサヴィトリ・デヴィの論説「ヒトラー主義とヒンドゥー教」は、後日、
全文日本語に翻訳して、週刊日本新聞紙上に発表したい。

hitlerism and hindudom
savitri devi
http://library.flawlesslogic.com/hindudom.htm

 




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