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九月二十日パキスタン首都イスラマバード都心部の高級ホテルに対する高度のテロ。
これは、イルミナティの世界戦略の一環としての謀略的作戦であること。

公開日時:2008年09月22日 23時51分
更新日時:2009年02月10日 23時46分

平成二十年(二〇〇八年)九月二十二日(月)
(第二千五百五十三回)

◯九月二十日、土曜の夜。
パキスタンの首都イスラマバードの都心部、大統領官邸のすぐ近くの米国系高級
ホテル(マリオット・ホテル)に、推定爆薬六百キログラムを積んだトラックが突入し、

◯ホテルは、大爆発のためにガス管に引火し、六階建ての高級ホテルは、全焼した、
と。死傷者約三百名、と。

◯この事件は何を意味するか。

◯その深層を知るためには、

◯次の二冊の本が必読である。

(1)ブレジンスキー著「セカンド・チャンス」(邦訳あり)
(2)W・G・タープレイ「オバマ-ポストモダンクーデター」(未邦訳)

◯ブレジンスキーによれば、一九八九年、ベルリンの壁の崩壊後、
米国は、世界唯一のスーパーパワー、世界の支配者たるべき、第一のチャンスを
みすみす逃した。その責任は、ブッシュ(父)、クリントン、ブッシュ(息子)と
三人の大統領にある。

◯この三人の大統領は、第一のチャンスを捉えることに失敗した。

◯二〇〇九年一月から始まる米国の次の大統領は、第二のチャンスを捉えなければ
ならない。

◯第二のチャンスを捉えるとは、どういうことか。

◯それは、要約すれば、
米英が、ロシアを滅亡させ、ロシアを占領し、ロシアの領土をイルミナティ三百人
委員会の領土とすること、である。

◯しかし、三百人委員会は、この戦争を
第一次、第二次と、二つの世界大戦と同じ方式では演出しない。

◯ジョン・コールマン博士は、新著「ビヨンド・コンスピラシー」(二〇〇七年、未邦訳)
の中で、そのことを分析している。

◯三百人委員会は、そこで、
三百人委員会の最高の戦略家たるブレジンスキーに、

◯第二のチャンスをしっかりモノにする任務を与えた。

◯ブレジンスキーは、二〇〇七年三月「セカンド・チャンス」を出版し、

◯さらにこの戦略を実行させるべき、次期米国大統領候補として、
バラク・オバマを選んだのである。

◯ブレジンスキー戦略によれば、
米英NATOがロシアを滅亡させるためには、

◯ロシアをロシアから見て

西部戦線
南部戦線
東部戦線

◯と、三つの方向から包囲すべし、と成る。

◯宇宙戦線はもちろんのこと、そして海上も。

◯しかるのち、決定的戦略的攻撃方面は中共とロシアを分裂させること。

◯つまり、
SCO(上海協力機構)を解体して、中共をロシアと敵対させるのである。

◯このために、中共を包囲して、しめつけるべしと、

◯かくして、パキスタンの不安定化とパキスタンの解体が目標に上る、と。

◯白痴そのものの現代日本人、
とりわけエリートと自称している、実は単なる阿呆、バカ、白痴に過ぎない日本の
権力者階級は、

◯イルミナティの前出のような戦略は全く分からない。

◯こんな白痴どもに日本をまかせ続けるなら、
日本民族の完全滅亡は避けられない!!

(了)

 




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