平成二十年(二〇〇八年)九月十日(水)
(第二千五百四十一回)
◯サヴィトリ・デヴィは、一九七九年、エルネスト・ツンデルによって記録された
十時間のインタビューの中で、彼女のキリスト教を拒否し、否認する理由を、二つ
挙げている。
即ち、
◯第一は、キリスト教が、人間中心主義、人間至上主義であること。
◯第二は、キリスト教の非寛容性である。
◯キリスト教は、ヨーロッパ人に対して、暴力によって強制された、と。
◯その実例の一つは、シャルルマーニュ大帝の事例である。
シャルルマーニュは、サクソン人を暴力によってキリスト教徒にするために、
三十年間、戦争したと。
◯西暦七八二年、四千五百人のドイツ人チーフ(部族長)が、キリスト教を信仰すること
を拒否したとの理由で、首を切られた、と(サヴィトリ・デヴィインタビュー百十五頁)。
◯これらの四千五百人のドイツ人のチーフ(部族長)は、一人一人引き出されて、首をハネ
られた、と。
◯明治以来
国賊と化した日本の明治国家権力は、ヨーロッパの、このような歴史の真実を、日本人から
隠蔽した。
◯サヴィトリ・デヴィは、ヒットラーの「我が闘争」から引用する。
「古代世界は、今日の我々よりもはるかに自由であった。しかし、キリスト教の侵入以降、
非自由と化した」(一九三五年版、五百七頁)、と。
ヒットラーは全く正しい、と。(前出、百十五頁)
◯明治以降の売国奴日本国家権力は、日本人から、西洋史のこの事実をも、隠蔽した。
◯サヴィトリ・デヴィ曰く。
「私は、ヒンドゥー教が、国民社会主義と両立し得る、世界で唯一の宗教であったが故に、
ヒンドゥー教を受け入れた」(前出、百十七頁)と。
◯ここで「国民(又は民族)社会主義(ナショナル・ソーシャリズム)」 と翻訳したが、
◯これは、今、もっぱら「ナチス」と略称され、悪魔の権化、とされて居る。
◯第二次世界大戦で、ナチス(と日本)が敗北して以降、ナチスとヒットラーに対する誹謗
中傷とデモナイズ(悪魔化)のためのシオニストユダヤとイルミナティによるデマ宣伝は、
史上空前の膨大な量と成っている。
◯我々はこれらのシオニストユダヤとイルミナティによる「反ナチス」デマ宣伝を受け入れて
はならない。
(了)
◎【参考文献】
AND TIME ROLLS ON THE SAVITRI DEVI INTERVIEWS
BY Savitri Devi
一九七八年(未邦訳)
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