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西暦七八二年、シャルルマーニュ大帝(カール大帝)はキリスト教徒に成ることを拒否した、四千五百人のドイツ人チーフ(部族長)を、
一人一人引き出して首をハネた!!と。

公開日時:2008年09月11日 01時13分
更新日時:2009年02月10日 23時35分

平成二十年(二〇〇八年)九月十日(水)
(第二千五百四十一回)

◯サヴィトリ・デヴィは、一九七九年、エルネスト・ツンデルによって記録された
 十時間のインタビューの中で、彼女のキリスト教を拒否し、否認する理由を、二つ
 挙げている。
 即ち、
 
◯第一は、キリスト教が、人間中心主義、人間至上主義であること。

◯第二は、キリスト教の非寛容性である。

◯キリスト教は、ヨーロッパ人に対して、暴力によって強制された、と。

◯その実例の一つは、シャルルマーニュ大帝の事例である。
 シャルルマーニュは、サクソン人を暴力によってキリスト教徒にするために、
 三十年間、戦争したと。

◯西暦七八二年、四千五百人のドイツ人チーフ(部族長)が、キリスト教を信仰すること
 を拒否したとの理由で、首を切られた、と(サヴィトリ・デヴィインタビュー百十五頁)。

◯これらの四千五百人のドイツ人のチーフ(部族長)は、一人一人引き出されて、首をハネ
 られた、と。

◯明治以来
 国賊と化した日本の明治国家権力は、ヨーロッパの、このような歴史の真実を、日本人から
 隠蔽した。

◯サヴィトリ・デヴィは、ヒットラーの「我が闘争」から引用する。
 「古代世界は、今日の我々よりもはるかに自由であった。しかし、キリスト教の侵入以降、
  非自由と化した」(一九三五年版、五百七頁)、と。
  ヒットラーは全く正しい、と。(前出、百十五頁)

◯明治以降の売国奴日本国家権力は、日本人から、西洋史のこの事実をも、隠蔽した。

◯サヴィトリ・デヴィ曰く。
 「私は、ヒンドゥー教が、国民社会主義と両立し得る、世界で唯一の宗教であったが故に、
  ヒンドゥー教を受け入れた」(前出、百十七頁)と。

◯ここで「国民(又は民族)社会主義(ナショナル・ソーシャリズム)」 と翻訳したが、

◯これは、今、もっぱら「ナチス」と略称され、悪魔の権化、とされて居る。

◯第二次世界大戦で、ナチス(と日本)が敗北して以降、ナチスとヒットラーに対する誹謗
 中傷とデモナイズ(悪魔化)のためのシオニストユダヤとイルミナティによるデマ宣伝は、
 史上空前の膨大な量と成っている。

◯我々はこれらのシオニストユダヤとイルミナティによる「反ナチス」デマ宣伝を受け入れて
 はならない。

 (了)

◎【参考文献】

 AND TIME ROLLS ON THE SAVITRI DEVI INTERVIEWS
 BY Savitri Devi

 一九七八年(未邦訳)

 




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