Home » 太田龍の時事寸評 » 第二千五百三十五回


「EIR」誌(二〇〇八年九月五日号)の警告。
十一月四日の米国大統領選挙の前に第三次世界核戦争が、迫って来る、と。

公開日時:2008年09月04日 23時45分
更新日時:2009年02月10日 23時29分

平成二十年(二〇〇八年)九月四日(木)
(第二千五百三十五回)

◯「EIR]誌、二〇〇八年九月五日号。六十四頁。

  「論説 第三次世界大戦は、選挙よりも近い」
  (この題の意味は、『今から二ヶ月後の米大統領選挙とその結果が明らかになる
   前に、第三次世界大戦が接近して来る』と言うことである)

◯これは、その通り。

◯「週刊日本新聞」、五五二号(20.9.8)の六頁。
 「アメリカン・フリープレス」紙、二〇〇八年八月二十五日号。
 
  マーク・グレン
  「ロシアとグルジアの衝突はイスラエルで捏造された」

◯この記事に、次のように述べられてある。

  「今となっては、ほぼ一年近くの間、ロシアは自らが本気であることを公然と示し
  続けている。ロシアは、長距離爆撃機の訓練の任務を一ヶ月に二回から一日一回に
  増やして太平洋その他のアメリカ軍基地を脅かし、さらにはNATOに加盟するヨ
  ーロッパ諸国の領空圏まで、わずか数秒のところまで迫って引き返したりしている。
  ……」

  「ロシア軍の最高司令官の一人、ユーリ・バルイエフスキーはロシアは自国の安全を
  脅かす諸国に対して核兵器による先制攻撃を辞さないと警告した。……」
 
◯誤解のしようのないほど、明確な軍事的警告が、ロシア軍によって発せられる。
 プーチン首相もそれを裏付けている。

◯日本は、この情勢下でなにをしているか。

◯なにもしていない!!

◯ここで、
 「第三次世界大戦」とは、「核世界大戦」を意味する。

◯核兵器が使用されるのである!!

◯日本人は、それを夢物語、絵空事、と見ている。

◯「絶対にあってはならないこと」と。

◯「あってはならない」と言えば、

◯それは消えてなくなると。

◯前出、アメリカン・フリープレス紙のマーク・グレンの記事は、

◯かつて、一ヶ月に二回のロシア空軍長距離爆撃機の偵察飛行が、

◯今、一日一回となったと言う。

◯これは何を意味するか。

◯しかし、日本のマスコミは「何を意味するか」の前にこの事実そのものを黙殺する。

◯いつの間にかロシア軍は、在キューバのロシア軍基地の使用を開始していた、と。

◯すべての日本民族有志は、即刻、
 コールマン博士「第三次世界大戦」(成甲書房、太田龍監訳)を読まなければならない。

 (了)

【参照】

◎「週刊日本新聞」五五二号(20.9.8)六頁。
 
  「アメリカン・フリープレス」紙、二〇〇八年八月二十五日号。
 
  マーク・グレン
  「ロシアとグルジアの衝突はイスラエルで捏造された」
  (週刊日本新聞編集部訳)

 




Write a comment

  • Required fields are marked with *.

If you have trouble reading the code, click on the code itself to generate a new random code.
 

Home » 太田龍の時事寸評 » 第二千五百三十五回