平成二十年(二〇〇八年)八月八日(金)
(第二千五百八回)
◯日本の神々は、二度殺された。
そして、今、日本の神々は、三度殺されつつある。
◯と言う問題について、日本義塾(八月二十二日)で講義する。
◯日本の神々、そして言うまでもなく、全地球の、ひいては全宇宙で、神々を
殺しつつある者、それは誰なのか。
◯それが、問題である。
◯そして、それが問題であることをまず、明確に、認識しなければならない。
◯ Mysterious MONUMENTS:
Encyclopedia of Secret Illuminati Designs, Masonic Architecture,
and Occult Places
By Texe Marrs
二〇〇八年、大判六百十八頁、未邦訳。
◯この大著には、主として、欧米各地に建てられて居る、イルミナティの
何百と言うモニュメントの写真と、その解説が収められている。
◯その二十一頁に、米国ジョージア州、エバートンの
「ジョージア・ガイドストーン」の写真がある。
◯この「ジョージア・ガイドストーン」については、
アンドリュー・ヒッチコック著「サタンのシナゴーグ」(百九十二頁)にも
記述されて居り、
◯当「時事寸評」に、紹介した。
◯そこには、人類の人口を五億人とすべきこと、とある。
◯つまり、現在の地球人口の六十五億人のうち、六十億人を「殺処分」すべし、
とするわけである。
◯この「ガイド・ストーン」には英語、中国語、バビロニアのくさび型文字を含む、
八つの言葉で、「十戒」が記されて居ると言う。
◯こんなことが、面白半分でなされるわけがない。
◯このような動きの背後にあって、その秘密のアジェンダを推進しつつあるのは
何者か。
◯日本人は、国家として、民族として、未だかつて、西洋の背後にひそみ、
地球を支配して居る秘密結社の存在を、認識したことがない。
◯日本の神々、そして全世界の神々を殺しつつあるもの、それは、西洋を支配する
秘密の宗教カルトである。
◯そのことは、これまで、とりわけ、フランス大革命後、幾多の有志によって、
解明され、曝露されて来たが。
◯R・D・ウイリングの「マネー―第十二番目の究極の宗教」(二〇〇八年一月、五月)
こそは、おそらくは過去六千年の西洋思想の総決算、その決定版とも言うべき、
必読文献であるだろう。
◯ウイリングは、究極の神は、「モロク神」だという。
◯この「モロク神」を描いた絵の如きものが、ウイリングのこの本の表紙にも、
本文にも公開されてある。
◯この絵の出所、その初出が示されて居ない。
◯ウイリングの説明によれば、
「モロクの神=マネーの神」の本質的特徴は、
ホロコーストを是とし、
ホロコーストを好み、
ホロコーストを良しとし、
ホロコーストを煽動する、
そのような神である。
◯ジョージア・ガイドストーンは、地球の人口を五億人とせよ、と言う。
◯つまり、六十億人をホロコーストするわけである。
◯六十億人の死体を、どうやって処理するつもりなのであろう。
◯日本人は、西洋が、どのようにして、かくの如き神(この『神』の正体、
その本当の名前はサタンであり、ルシファーであり、デビルである)を
生み出したか。
◯それこそが、日本民族、そして日本人のみならず、全人類の蘇生と目覚めの
起点なのである。
(了)
【日本義塾 平成二十年八月公開講義案内】
◎日 時 平成二十年八月二十二日(金)
午後六時半~九時(六時開場)
◎会 場 文京シビックセンター
四階シルバーホール
(四階B会議室のトナリの部屋)
◎講 師 太田 龍
◎演 題 「日本の神々は二度殺された」
「日本の神々は、今三度殺されつつあるのか?」
ウイリングの「マネー―第十二番目の究極の宗教」
についても解説し、批評する。
◎資料代 千円
◎予約申し込み、問い合わせは、
eメール、電話、はがきで、日本義塾出版部へ
◎【参考文献】
(1)太田龍著
「日本の神々は二度殺された」(学習参考資料、コピー本、上巻)
(2)ラミロ・レイナガ(ワンカール)著
「インカのスペインに対する五百年の戦争」
邦訳
「インカの抵抗五〇〇年史」吉田秀穂訳、新泉社、絶版
コピー本、四千円。
(3)大紀元「九評共産党」
(4)R・D・willing
"Money; the 12th and the final Religion" 未邦訳
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