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在庫切れのマリンズ著「民間が所有する中央銀行」が、面影橋出版から、七月二十五日、再版された。
これは日本民族有志必読の古典。

公開日時:2008年07月28日 23時23分
更新日時:2008年07月29日 00時59分


平成二十年(二〇〇八年)七月二十八日(月)
(第二千四百九十七回)

◯マリンズ著、林伍平訳「民間が所有する中央銀行」(平成七年、初版、
 面影橋出版)は、この四月以来在庫切れと成って居たところ、

◯面影橋出版の再起第一弾として、七月二十五日、第二刷が上梓された。
   定価三千二百円+税(百六十円)
   合計三千三百六十円。

◯本書を入手する方法は、以下の四通り。

 (1)全国書店に、注文して、取り寄せること。
    事情を知らない書店は、「この本は絶版です」などと、
    断言するかもしれない。

    ああそうですか。
    と引き下がってはいけない。
    「版元から、七月二十五日に再版されました!!」
    「東販、日版を通じて取り寄せてください!!」
    と、根気よく、熱心に話して下さい!!

 (2)東京神田神保町の書泉グランデ四階に、本書は常備してあります。

 (3)版元に直接注文すること。

    面影橋出版
    〒112-0012
    東京都文京区大塚 四-五一-三-三B
    電話 〇三(三九四三)三四〇〇

 (4)前記のいずれの方法も不具合の場合には、日本義塾出版部でも取り
    扱います。
    申し込みは、eメール(注文フォーム)、電話、はがき
  
    一冊三千円に割引き、送料三百四十円、計三千三百四十円

◯本書はFRBの陰謀についての古典的著作ナンバーワンである。

◯平成七年(一九九五年)に、本書の邦訳本が出版されて、十三年と言う
 長い年月が経過したが、

◯日本の状況は、本書の視点から見て、ますます悪化の一途を辿っている、
 と判断しなければならない。

◯本書の百五十五頁以下に、
 ウィリアム・G・カーの古典的著作「ポーンズ・イン・ザ・ゲーム」(これは
 『ゲームの人質』と翻訳してあるが、これは適切でない。『ポーンズ』は
 この場合、『人質』ではない。ここは、『将棋の駒』の意味であろう)

 から、一七七三年、ロスチャイルドが主宰したフランクフルト会議に
 ついての記述が引用されて居る。

◯本書邦訳が出版されたときには、W・G・カーのこの古典は、
 日本では全く知られていなかったが、

◯その十年後、成甲書房から、
 ウィリアム・G・カー著、太田龍監訳「闇の世界史」(2005年1月)

 として邦訳が刊行されて居り、日本人は、その気があれば、日本語で全文
 を読むことが出来る。

◯一七七三年のフランクフルト会議を主導したとき、初代ロスチャイルドは、
 「若干 三〇歳」とあるが、これは「弱冠 三〇歳」の見っともない誤訳である。

◯本書にはこのレベルの誤植、誤訳がかなり存在するが、あいにく、今回の
 再版(第二刷)は、これらを訂正する余裕がなかったようでもとのままの
 再版である。

◯ここでの「弱冠 三十歳」の初代ロスチャイルドの大演説(世界革命行動計画)
 は、「シオン長老の議定書」に匹敵する特A級の重要文書であるが、マリンズ
 著では、W・G・カーの原書を完全なかたちで引用して居ない。
 
◯更に、マリンズ著、百五十九頁に、
 クヌース著「シティの帝国」の短い引用がある。

◯この「シティーの帝国」も、古典中の古典である。

◯これは、太田龍監訳のコピー本として、日本義塾出版部が、二年前に刊行した。

◯マリンズの本書を引用しない、現代日本のすべての経済学者、エコノミスト、
 ジャーナリスト、評論家、官僚、政治家など、これらすべて、イルミナティの
 エージェント、国賊として、先発弾劾されなければならない。

 (了)

 




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