平成二十年(二〇〇八年)七月二十六日(土) (第二千四百九十五回)
◯八月末のデンバーでの米国民主党大会は、一ヵ月後に迫っている。
◯この大会で、オバマが、正式に民主党の大統領候補として指名されるであろう。
◯オバマの指名受諾演説のために、オバマ陣営は、大量動員を計画している、 と言う。
◯九月上旬に共和党がマケインを大統領候補として指名する。
◯二ヶ月間の大統領選挙運動のあと、十一月上旬に、次期米国大統領が選出され、 二〇〇九年一月下旬、新しい大統領が就任すると同時に、
◯米国上院下院の新しい議席も確定する。
◯この米国の選挙戦と、米国の政権交代について、日本のマスコミは、尨大な 報道論評解説を日本人に注入するであろう。
◯しかし、あらかじめ、これらの日本の体制内マスコミの発信する情報は、 ◯すべて「ゴミ」以外の何物でもない、と。
◯そのことを明確に認識して置く必要がある。
◯当「時事寸評」子の評価するところでは、
◯現在進行中の米国大統領選挙戦について、もっとも的確に情勢を分析して居る、 著述家は、ウエブスター・G・タープレイ(一九四六年生れ)である。
◯W・G・タープレイは一九八〇年代から、リンドン・ラルーシュの「EIR」誌に、 時々寄稿して居た。
◯彼のこれまでの主著、と言はれる著作は、
9/11 Synthetic Terror; Made in USA (9/11の綜合的テロ―メイド・イン・USA)である。 五百十二頁の大著。二〇〇五年刊。
◯この本については、もっとも初期に9/11真相曝露を報じたドイツの アンドレアス・フォン・ビューローが、次のように評して居る。
「すばらしく見事に卓越した著作。読み始めたら止まらない。 ウエブスターは(9/11の演出者たちに対する)壊滅的な判決を下して いる。 おめでとう! 私は『9/11の綜合的テロ』を心から推薦する」 (アンドレアス・ビューロー、もとドイツ国防テクノロジー大臣)
◯この9/11についての大著も、いずれ、日本民族有志への紹介を視野に 入れる必要があるだろう。
◯タープレイの最初の著作は、一九七八年に出版された、 「イタリー赤い旅団」である。
◯タープレイは、レンズ・コム(ウエブサイト)、その他多くの放送、 ウエブサイトなどに出演して居り、
◯米国の反イルミナティ反陰謀陣営では、良く知られた思想家、著述家、 であるが、
◯残念ながら、我々はこれまで、日本人有志にその著述家論を紹介する機会を 持ち得なかった。
◯彼の新著「オバマ―ポストモダンクーデター」(二〇〇八年六月刊)の出現 を契機として、今後、精力的にタープレイの紹介に取り組みたい。
(了)
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