平成二十年(二〇〇八年)七月二十四日(木)
(第二千四百九十三回)
◯五月三十日(金)、三十一日(土)二日間に亘って、我々の有志は、
米国オレゴン州のシェルダン刑務所に囚人として収監されて居る
フリッツ・スプリングマイヤーさんに、長時間、面会した。
◯スプリングマイヤーさんが、筆者(太田)に伝言したことは、色々あるが、
その中のもっとも緊急なことは、罰金の支払いの依頼である。
◯スプリングマイヤーさんは、
「銀行強盗共犯」と言ふ、全くでっち上げ、無実の罪によって、
懲役九年半。
罰金一万七千ドル。
と言う判決を言い渡されて、目下、服役中である。
◯しかし、スプリングマイヤーさんには、収入もないし、資産もなく、
一万七千ドルの罰金を支払うことが出来ない。
◯これまで、彼は、ごく僅かな労役報酬を以て、少しずつ罰金支払いに充当して
約四千ドルを支払ったが、あと、一万三千ドル、残っている。
◯これを支払ってもらいたいとの私(太田)への依頼である。
◯筆者は、この旨、六月下旬、
週刊日本新聞を通じて、有志に協力を訴えると、
◯殆んど即座に、二人の読者有志から、一万四千ドルに相当する寄付が寄せ
られた。
◯スプリングマイヤーさんと手紙で相談した上で、彼の希望通り、我々は、
◯七月、まず、一万ドルの銀行小切手をオレゴン州裁判所へ、
スプリングマイヤー名義で郵送した。
◯次に、罰金の正確な残額、二千九百七十二ドル(2972ドル)の二回目の
銀行小切手を、同裁判所にまもなく郵送する。
◯これで、一応、八月早々には、スプリングマイヤーさんの罰金は、支払ズミ
と成るわけである。
◯しかし、これは、未だ、私たちのスプリングマイヤーさん救援活動の入り口
である。
◯我々は、政治犯ないし、より正確に言へば、思想犯罪人(イルミナティにとっての)、
スプリングマイヤーさんに加えられた、こうした暴虐な弾圧に対して、欧米
キリスト教徒、そして反陰謀運動グループが、スプリングマイヤーさん救援
のために指一本、動かさなかったことを熟知して居る。
◯これは一体何だ!!
◯これは一体何を意味するのか!!
◯まして、日本人一般大衆一億三千万人は、
スプリングマイヤー救援など、およそ、無縁であるだろう。
◯我々の「週刊日本新聞」読者のレベルは、驚嘆すべきほど高い。
◯しかし、そんなことは、今の問題ではない。
◯我々が、スプリングマイヤーさん救援のためにこれからなすべきことは多い。
◯我々は、週刊日本新聞と日本義塾を主体として、そのために努力して行く
であろう。
◯以上、有志の皆さんに、簡単に現状を報告する。
(了)
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