平成二十年(二〇〇八年)七月七日(月) (第二千四百七十五回)
◯W・G・タープレイは、オバマを顔面整形された(フェイスリフト) 瓦解する帝国。
◯の如きものであると言う(『オバマ―ポストモダンのクーデター』二十三頁)。
◯瓦解する帝国に顔面整形手術を実施すると。
◯「瓦解する帝国」とは何を意味するか。
◯タープレイにとって、それは、 シティの帝国、シティ・オブ・ロンドンの世界帝国、にひとしい。
◯この「シティーの帝国」を理解するための、必読参照古典として、 次の七冊を列記する。
(1)クヌース著「シティーの帝国」(邦訳は、日本義塾出版部)
(2)ユースタス・マリンズ著、面影橋出版刊 「民間が所有する中央銀行」(第二版は、七月末刊行予定、 定価三千二百円プラス税)
(3)ユースタス・マリンズ著、成甲書房 「世界権力構造の秘密」上下二巻
(4)デーヴィッド・アイク著、三交社 「大いなる秘密」上下二巻、
(5)デス・グリフィン著 「奴隷への没落」(未邦訳)
(6)デス・グリフィン著 「富者の第四帝国」(未邦訳)
(7)R・D・ウイリング著 「マネー―第十二番目の究極の宗教としての宗教」(未邦訳)
◯しかし、実は、この「シティーの帝国」を根底的に理解するためには、
◯「貨幣(マネー)」の秘密を知らなければならない。
◯R・D・ウイリングは「マネー―第十二番目の究極の宗教」(二〇〇八年、 未邦訳)の中で、
◯マネー(かね、通貨)は、究極の宗教である、と定義した。 そしてそのマネー宗教は、二千五百年前、ソロモン第二神殿時代に形成され、 旧約聖書「民数略記」の中の貨幣、金融専門職として、人口十万人に付き、 二百七十三人が定められたとき以降、「カルト273」として誕生した。 そしてこの「カルト273」=「マネー宗教」の信奉する神は、モロクの神である。
と、R・D・ウイリングによって説明されて居る。
◯つまり、モロクの神を崇拝する宗教としてのマネーと、
◯そういうものとは全く無縁、全く異質で、全く別物としてのマネーと、
◯二つの種類のマネーを識別する事が必要である。
◯前者のマネーは、 明らかにサタン=悪魔であり、悪魔そのもの、以外の何物でもない。
◯後者のマネーには、悪魔は取り憑いて居ない。
◯悪魔としてのマネーと、 悪魔ではないマネーと、 二つの種類のマネーを、今、日本人は、明確に識別することが必要である。
◯ロンドン・シティの世界帝国は、悪魔の純粋結晶としてのマネー教を、 その世界帝国の国家宗教として居る。
◯そのようなものとしてのシティーの帝国が瓦解しつつある、 とは本当か??
◯そもそも悪魔の世界帝国が崩壊するとは、何を意味するのか。
◯タープレイは、オバマの登場をこのような文脈の中に位置付ける。
◯モロクの神は、人身犠牲を要求する神である。
◯アイクは、サタニズムとは人身犠牲である、と言う。
◯この定義は、正しい。
◯モロク神を崇拝するマネー教は、人類皆殺し!! を要求する宗教である、と言うことに成る。
◯これは正気か?!
◯悪魔教=マネー教の立場からすれば、それは正気である。 何もをかしいことはない、と成るのである。
(了)
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