平成二十年(二〇〇八年)七月三日(木) (第二千四百七十一回)
◯ジョン・コールマン博士著、太田龍監訳、成甲書房刊 「新版300人委員会」上巻、三〇八頁以下から引用する。
イギリスの情報筋によると、IDカードを実現化するための法案は、 一九九五年二月初旬に英国内務省で起草されたという。
法案は、重要機密として厳重に保管され、「国家的危機」が訪れる のを待って世に公表される予定だ。ちなみに「国家的危機」とは、 「ドイツ国会議事堂放火事件」あるいは「真珠湾攻撃」といった 人為的に作られた状況を指すタヴィストック用語だ。………
イギリスでIDカードが普及した暁には、今度はアメリカ人が 「テロリズムとテロ活動から国民を守るため」という名目でこの 制度を押しつけられる番になる。
アメリカは、全体主義的独裁制の道を歩んでいる。………
アメリカでIDカードは「緊急措置」として導入される。登録は 「任意」とされるが、実際に登録しない者は、重い罰を科せられる。 IDカードを作らない限り、免許証もパスポートも発行されない。 この生体認証カードの情報は中央データベース(手元にある資料には 正式名称は記されていない)に結び付いており、あらゆる個人情報が 保管されるようになる。これは、ブレジンスキーの著書『テクネトロ ニック時代』で予言された内容とほとんど同一である。………
そしていかなる個人情報も「瞬時に検索」できるようになる。 こうした個人情報には、指紋、虹彩、洗礼名、親の名前、出生地、生年 月日、身長、体重、瞳の色、目立つ特徴、クレジット歴、犯罪歴、職業、 学歴、兵役歴、主な同僚、宗教、通っている教会、過去二〇年の居住地、 兄弟姉妹、過去十年に診察を受けた医師や歯医者、結婚歴や離婚歴、 読書の傾向などが含まれる。………
パスポートと同じように、IDカードは個人の所有物ではない。 したがっていつでも取り上げられる可能性がある。要するに、国民は あっと言う間に法の保護を奪われ、「無法者」に仕立て上げられるかも しれないのだ。………
「新版300人委員会」上巻、三〇八~三一〇頁 ジョン・コールマン博士著、太田龍監訳 成甲書房、二〇〇八年七月刊
◯ちなみに、英国情報筋によれば、 英国政府は、二〇一〇年に、IDカード携帯義務化の制度の導入を目差して 居る、と。
◯二〇一〇年とは、二年後だが、これは、あっと言う間に来てしまふ。
◯当「時事寸評」子の知る限り、 このことを公然警告し続けて居る思想家、著述家は、全世界で、 ジョン・コールマン博士と、 デーヴィッド・アイクと、 この二人のみである。
◯「IDカードは、個人の所有物ではない」
◯と言ふところに、とりわけ、注目し意識を集中すべきである。
◯英米二カ国がこのIDカードシステムを公式に制定すれば、
◯日本政府は、 それが「国際社会の主流である」として、当然のことのように日本国民に 押し付けるであろうことは自明である。
◯コールマン博士の「新版300人委員会」が、
◯少なくとも今すぐ、
◯すべての憂国の日本人有志によって真剣に読まれてほしい。
◯日本人一億三千万人が、三百人委員会の完璧な家畜人間として、世界人間 牧場に囚監されてしまふ前に、そしてこのイルミナティの陰謀に対して、 全日本民族が決起するために。
(了)
【案内】
《日本義塾七月公開講義》 ◎日 時 平成二十年七月二十五日(金) 午後六時半~九時(六時開場)
◎会 場 文京シビックセンター 四階シルバーホール (四階B会議室のトナリの部屋)
◎講 師 太田 龍
◎演 題 ジョン・コールマン博士著、太田龍監訳 「新版 300人委員会」(上下二巻、約六百八十頁、 成甲書房、七月一日刊行)の解説
ジョン・コールマン博士著「ビヨンド・コンスピラシー」 (未邦訳、二〇〇七年九月刊)の解説
オバマ「大統領」の政権を推進する三百人委員会世界 権力のアジェンダについての解説。
三百人委員会の日本破壊計画の最終段階とは、 日本民族有志のなすべきこと。
◎資料代 千円
◎予約申し込み、問い合わせは、 eメール、電話、はがきで、日本義塾出版部へ
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