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イルミナティ世界権力とそのエージェントによる日本の神々、
神佛皆殺し宗教戦争の宣戦布告、その開始としての

  ◎慶應二年十二月二十五日、孝明天皇弑逆事件
  ◎明治四年 修験道禁止令
  ◎明治六年 巫女禁断令
  ◎ 同上  神佛分離令、廃佛毀釈令

公開日時:2008年07月02日 23時11分
更新日時:2008年07月03日 11時32分

平成二十年(二〇〇八年)七月二日(水)
(第二千四百七十回)

◯拙著「日本の神々は二度殺された(仮題)上巻」の第二章は、

◯明治四年、日本政府の修験道(しゅげんどう)の禁止について述べて居る。

◯中山太郎著、「日本巫女史」によれば、
 明治四年の時点で、日本全国には、修験道の先達と称する頭目だけでも
 約十七万人の多数に及び、此の他に、小先達とか脇先達とかを加えると、
 無慮数十万!

◯とある。

◯明治初年、日本の人口を、約三千万人、とすれば、

◯修験道の指導者数十万人は、優に、一パーセントを超える。

◯成年人口を二千万人とすれば、二パーセントか。

◯指導者一人が四十人を日常、指導すると仮定せよ。
 そうすると合計二千万人が修験道行者の講の中で、日常、生活して居た
 ことに成るであろう。

◯これは、驚くべき高い比率である。

◯修験道禁止のみでない。

◯明治六年、政府は、教部省の名を以て、「巫女禁断令」を発した。

◯「巫女」とは、
 梓(あずさ)、市子、憑(かみががり)、祈祷、狐下ケ、玉占、口寄せなど、

◯修験道、巫女を合計すると、
 成年人口の三パーセント割くらいに成るかもしれない。

◯つまり、その頃、日本の支配階級ではない、日本の庶民の圧倒的大多数は
 修験道、巫女によって、その精神世界を指導されていたことに成るだろう。

◯更にその次に、日本政府は、

◯廃佛毀釈、
 即ち、佛教を廃絶し、釈迦を破壊するよう、大号令を発した。

◯一体、これは何のことだ。

◯これこそ、
 慶應二年十二月二十五日(一九六七年一月)、孝明天皇弑逆に始まる、
 西洋イルミナティサタニスト世界権力とそのエージェントによる、
 第一回、日本の神々(神ホトケ)皆殺し!!

 宗教戦争の宣戦布告、その開始だったのだ。

◯それでは、敗戦後のイルミナティサタニスト世界権力とそのエージェント
 による、二度目の日本の神々(神ホトケ)殺しは、どのように行はれたか。

◯それは、次に書かるべき中巻で展開される予定である。

◯下巻は、一九九〇年代後半、本格的に開始され、今、現在、我々の目の前
 で進行中の三度目の日本の神々神ホトケ殺しを記述する。

◯八月二十二日(金)の日本義塾公開講義では、
 「日本の神々は二度殺された(仮題)、上巻」をテキストにして
 この核心問題を講義する。

 (了)


【案内】

《日本義塾平成二十年八月公開講義のお知らせ》
 
 ◎日 時 平成二十年八月二十二五日(金)
      午後六時半~九時(六時開場)

 ◎会 場 文京シビックセンター 四階シルバーホール
      (四階B会議室のトナリの部屋)

 ◎講 師 太田 龍

 ◎演 題 「日本の神々は二度殺された」
      「日本の神々は、今三度殺されつつあるのか?」
      ウイリングの「マネー-第十二番目の究極の宗教」
      についても解説し、批評する。

 ◎資料代 千円

 ◎予約申し込み、問い合わせは、
  eメール、電話、はがきで、日本義塾出版部へ

 ◎参考文献

  太田龍著「日本の神々は二度殺された(仮題)」
  (上巻、学習参考資料コピー版、一冊二千円プラス送料、日本義塾出版部)

  日本義塾出版部で取り扱い中。

 





Posts: 1
Comment
日本義塾
Reply #1 on : 2008/07/03 11:35:35
訂正加筆いたしました。
Last Edit: 7月 03, 2008, 11:45:23 by 日本義塾  

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