平成二十年(二〇〇八年)六月二十九日(日) (第二千四百六十七回)
◯六月二十七日(金)夜の日本義塾公開講義は、文京シビックセンター シルバーホーム(定員百名)で予定通り、開催され、六十四名の熱心な 有志が日本全国から参集した。
◯麻の葉の会愛知県一宮市の主催者、二十年以上、進藤先生に師事して進藤 冷え取り思想を実行し、多くの講演録を発行販布して居られる鶴田拓郎さんも 出席して、冒頭、十分くらい、お話をして頂いた。
◯当日、会場には、進藤先生関係の著作、講演録など多数持参して販売 した。
◯ところが、当方の手違いのため、配布の予定の「宿り木の会」「ファイブ・ソックス」 の「商品カタログ」を忘れて来てしまったため、参加者に無料配布することが出来 なかった。
◯このカタログは、多くの皆さんに差し上げるべく、二つの会から贈呈して頂いたもの であるので、ご連絡下されば、こちらから郵送します。 必要な方は、当方(日本義塾出版部)にご連絡下さい。
◯筆者は講義の最初に、
「蟹は甲羅に似せて穴を掘る」
と言うことわざについて述べた。
◯日本のことわざは、昔のひとの智恵の結晶であろう。
◯このことわざが生まれるためには、人々は、蟹の生態を良く観察しなければならない。 蟹は海辺の砂浜に穴を掘って隠れる。 その穴は、自分の甲羅より小さくてはならない、小さいと入れない。 甲羅ときっちり同じ寸法でも具合が悪い。 大き過ぎるのもムダである、 自分の甲羅より少し広い穴が良い。 しかし、蟹はその穴の寸法を、あらかじめ、物差しで計測して、穴の大きさを設計して 掘るであろうか、 そんなことはない。 蟹は、短い時間で、苦もなくあっと言う間に丁度都合の良い穴を掘って隠れてしまう。
◯この蟹の生態を、 人間はそれぞれの器量に合わせて色々な人物を解釈する。どんな偉大な人物でも その人の器量の範囲の中でしか、理解しないものであると。 と言う意味を込めて、
「蟹は甲羅に似せて穴を掘る」
と言うことわざとしたのである。
◯進藤先生のような大人物についても、そう成ってしまうことは避けることは出来ない であろう。
◯しかし、我々は、 自戒し、進歩し、進化することは出来る。
◯我々は、進藤先生を見習って、常に自分をより高い次元、境地に高めるべく、進化 の努力をしなければならない。
◯そのためには、「星あかり」(ラハール発行、一冊二百円)を座右の書、としていつも 参照することを、おすすめする。
(注)
ラハールの扱って居る講演録は、注文してから到着するまでかなりの日数を必要と します。今「星あかり」は在庫がなくて注文中ですが、そのうち届くでしょう。 注文される方は以上のことをご了解下さい。
(了)
【お知らせ】
◎前記のように、「宿り木の会」「ファイブ・ソックス」のカタログは、進藤式冷え取り健康 法を実行するために必須です。必要な方は日本義塾出版部にご連絡下さい。 (送料八十円のみ)
◎六月二十七日、日本義塾公開講義の録音テープ(送料含めて二千円、全二巻)は、 日本義塾出版部にお申し込み下さい。
|
Write a comment