平成二十年(二〇〇八年)六月二十四日(火) (第二千四百六十二回)
◯「アメリカン・フリープレス」紙、二〇〇八年六月三十日号。
マイク・フィンチ 「次の世代は、精力的にグローバリズム、ニューワールドオーダー との戦いを開始した」
◯この記事の筆者、マイク・フィンチは、ロン・ポールの支持者として、 六月初旬のビルダーバーグ総会に対する抗議行動に参加した、若い 世代のアメリカ人の一人、である。
◯これは重要な意味を有する兆しであろう。
◯〝我々は変りつつある(ウィー・アー・チェンジ)〟は、 草の根の平和と社会正義の組織である。
この〝我々は変りつつある〟の若いメンバーが、全米各地から ビルダーバーグに抗議するために結集した、と。
◯我々は、ロン・ポールの支持者と共に、グローバリズムに反対する闘争 に参加する、アメリカの若い次の世代である。
◯〝我々は変りつつある〟のロサンゼルス支部に二百名以上のメンバーがあり、 このロサンゼルス支部からも、ビルダーバーグ抗議行動に参加して居る。
◯ロサンゼルス、ニューヨーク市、フィラデルフィア、オハイオ、 その他の支部が、ビルダーバーグ抗議行動にメンバーを送った、と。
…………… ……………
◯なぜ、この小さな記事に、重要性を見るか。
◯その理由として、
(1)アメリカ、そしてヨーロッパでは、 「陰謀論」は、草の根の広汎な若い世代に定着しつつあること。
(2)そしてその草の根の若い世代は、インターネットなどを通じて、 全米的、そして、国際的にネットワークを形成し始めていること。
(3)アメリカでは、ロン・ポールが「革命宣言」を発して居り、そして それを軸にして、老若男女、広汎な層が二大政党政治の枠組の外で、 政治的思想的行動に立ち上がりつつあること。
(4)そして、六月初旬のビルダーバーグ抗議行動が、ビルダーバーグ の五十年以上の歴史で始めて、合計数百名結集したこと。
(5)そして、ロン・ポール支持者も、このビルダーバーグ抗議行動に 参加したこと。
◯などが、挙げられるであろう。
◯現代日本の政治的思想的文化的……水準は、 欧米その他の全世界に比べると。
◯お話にならないほど低いのみならず、
◯その水準は、加速度的に転落しつつある。
◯との状況と、そしてそう成って行く原因については、筆者は、 この十年ないし十数年、
◯何千回となく色々なかたちで、警告しているので、ここでは省略する。
◯「アメリカン・フリープレス」紙(6/30)は、 ロン・ポールのメッセージ(抄)を掲載している。
(了)
【案内】
◎J・P・タッカー著「ビルダーバーグ取材日記」(二〇〇五年) の日本語版は、目下、製作準備中であり、今年の秋には、出版される 予定である。
◎「週刊日本新聞」リニューアル版を公開いたします。 http://www.ohtaryu.jp/
当分の間、旧版と二本立てですが、いずれこちらに移行します。
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