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「ブリテン寡頭権力体制のスポークスマン、マックス・ヘイスティングス」曰く、

「我々は、今世紀中にロシアと戦はなければならないのか?」(ガーディアン紙、二〇〇七年六月五日)と。

W・G・タープレイは、このM・ヘイスティングスの論説に焦点を当てた。

公開日時:2008年06月18日 23時04分
更新日時:2008年06月24日 20時33分

平成二十年(二〇〇八年)六月十八日(水)
(第二千四百五十六回)

◯W・G・タープレイ著
 「オバマ―ポスト・モダン・クーデター」(二〇〇八年六月刊、未邦訳)
 百十七頁。

◯タープレイはここで、
 影響力のあるブリテン寡頭権力体制のスポークスマン、
 マックス・ヘイスティングス MAX HASTINGS が、昨年(二〇〇七年)夏、
 ロンドン、ガーディアン紙に寄稿した論説を引用する。

◯この論説の表題は、

  「Will we have to fight Russia in this century ?」

◯ 「我々は、今世紀中に、ロシアと戦はなければならないのか?」
  (『ガーディアン』紙、二〇〇七年六月五日)

◯あいにく、当「時事寸評」子は、「マックス・ヘイスティングス」、
 と言う英国のジャーナリスト(又は著述家)の名前も知らず、その論文
 著作を読んだことがないので、これから調べなければならないであろう。

◯ここで「我々」とは何を意味するのか。

◯タープレイによれば、
 M・ヘイスティングスなる人物は「ブリテン寡頭権力体制のスポークスマン」
 である、と言う。

◯「ブリテン寡頭権力体制」とは何者か。

◯それは、ジョン・コールマン博士流に言えば、「三百人委員会」である。

◯デーヴィッド・アイクはそれを「イルミナティのセンター」
 「イルミナティの総本山」「イルミナティの世界権力そのもの」、
 と言う。

◯そのようなものとしての「我々」は、
 二十一世紀中に、ロシアと戦うことになるのか?

◯それは「イエス!!」であるだろう。

◯ジョン・コールマン博士は、
 既に、英国はロシアと戦争状態にある、と、度々、述べて居る。

◯英国(寡頭権力体制)は、既に、ロシアと交戦中である、と。

◯一九一三年、米FRBの成立以来、英国と米国は事実上一体である。

◯イルミナティサタニスト世界権力の中枢的戦略家の一人、ブレジンスキーは、
 傀儡オバマを米国大統領の座に着ける。

◯このオバマ政権に与えられた主たる任務は、ロシアの解体、分断、占領である。

◯ロシアの軍と諜報機関は、もちろん、このことを熟知して居る。

◯イルミナティ(ブレジンスキー)の戦略は、中共中国とロシアの分断である。

◯ジョン・コールマン博士は、一九九〇年代に既に、
 米英とロシアは第三次世界大戦の主役であるとした。

◯三百人委員会は、この第三次世界大戦に於て、

◯中共を取り込む。

◯中共は、米英の陣営とロシアの陣営の力関係を計算して、

◯米英が、ロシアに対して優位に立って居ると判断すれば、米英の側に立って
 対ロシア戦争に参戦する。

◯と、予測した。

◯さう、まさしく、ここに現時点での世界情勢の核心が存在することを知らな
 ければならない。

 (了)

 




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