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五月二十三日、日本義塾公開講座の案内。
米FRBの秘密、歴史とその真相。
この真実を理解せずして、世界の現状と将来は、なんにも分らない!!

公開日時:2008年05月06日 00時23分
更新日時:2009年03月02日 22時36分

平成二十年(二〇〇八年)五月五日(月)
(第二千四百十一回)

◯日本義塾五月公開講座は、マリンズ著「FRBの秘密」
 (日本語訳『民間が所有する中央銀行』、平成七年面影橋出版刊)
 についての解説。

 FRBの歴史、これからの展望。

◯について講義する。
 
◯FRB米連邦準備制度についての法律が米国議会で可決されたのは、
 一九一三年十二月末である。

◯しかし、それは表面上のことに過ぎない。

◯その歴史的経過について、最良の参考書は、三冊。

◯(1)アイク著、太田龍監訳「大いなる秘密」
    (三交社、英文原著一九九九年、邦訳二〇〇〇年)

 (2)アイク著「真実はあなたを自由にする」(未邦訳)
    (英文原著、一九九五年)

 (3)ザルレンガ著「失われた貨幣の秘密」(未邦訳)  
  

◯米国は、一七七六年に開始された英国に対する独立戦争と、その勝利に
 よって、建国されたと言はれる。

◯それはペテンである。

◯けれども単純なペテン、と言うことでもない。

◯イルミナティは、米国を独立させたけれども、同時に、米国にも、
 彼らの所有する通貨発行権を独占する銀行を設立しようとした。

◯その「建国」の最初から、米国の支配層には、二つの派が存在した。

◯一つは、イルミナティのエージェントとして、前出の如き中央銀行設立
 を推進せんとする党派であり、

◯もう一つは、前出の企図を決定的に拒絶し、米国自身の独立的通貨発行
 を追及する党派であり、

◯この二つの党派の闘争こそ、その後の百三十年の米国史の要点である。

◯この党派闘争は、一九一三年十二月、
 イルミナティの完全支配下の米国通貨発行独占権を有する私営株式会社
 FRBが成立するに及んで、

◯前出イルミナティ直結党派の勝利となったのである。

◯ここのところを、しっかりと、明確に、理解するとき、

◯我々は、日本の歴史上始めて、
 米国の正体を洞察することが出来るのである。

◯つまり、FRB問題は、その「前段」の百三十年が肝腎である。

◯しかし、これでも未だ足りない。

◯FRBの前に、「イングランド銀行」が問題である。

◯イングランド銀行は、その前のアムステルダム銀行に由来する。

◯一四九二年、スペインを追放されたユダヤ金融資本が大挙して、
 アムステルダムに移住して、そのあと、アムステルダム銀行を設立した。

◯ここのところは、ザルレンガの本が必読である。

 (この項つづく)


【日本義塾 平成二十年五月公開講座案内】

◎日 時 平成二十年五月二十三日(金)
      午後六時半~九時(六時開場)

◎会 場 文京シビックセンター 四階シルバーホール
     (四階B会議室のトナリの部屋)

◎講 師 太田 龍

◎演 題 マリンズ著「FRBの秘密(民間が所有する中央銀行)」
     についての解説。
     FRBの歴史、今後の展望。

◎資料代 千円

◎予約申し込みは、eメール、電話、はがきで、日本義塾出版部へ

◎参考文献

 (1)マリンズ著、林伍平訳「民間が所有する中央銀行」
    面影橋出版、平成七年刊、初版 売り切れ。
   
    最後の少々ヨゴレ本、割引きで二千八百円プラス送料。
    申し込みは日本義塾出版部へ。

 (2)ザルレンガ著「失われた貨幣の科学」(未邦訳)

 




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