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日本人は、どのようにして、現在の如き家畜人ヤプーの群れに落ちぶれたのか。
その真相を知るためには、「日本の神々(神仏)は二度殺された」。
その歴史に迫らなければならない。

公開日時:2008年05月29日 00時03分
更新日時:2009年03月02日 22時56分

平成二十年(二〇〇八年)五月二十七日(火)
(第二千四百三十四回)

◯ジョン・コールマン博士著、太田龍監訳、
 「300人委員会、凶事の予兆」(成甲書房、2000年刊、在庫なし)

◯「第五章 タヴィストック研究所、世界を操る最重要組織中枢」
 二九二頁以下、

◯ 「音楽、エンターテインメント企業はインディーズまでが握られている。」

◯ここのところは、今日本人にとってとてつもなく重要である。

◯ 『タヴィストックは、「ニュース」「音楽」「テレビ」「エンターテインメント」
  のビジネスをがっちりとおさえ、米国で私たちが見聞きするものをコント
  ロールしているのだ。これでもまだ米国は「自由な国」だと信じるなら、あな
  たは、何も聞いてなかったことになる。これらすべての裏には、タヴィスト
  ック研究所が作ったプログラムがある。………』(二九九頁)

◯ここで、アメリカについて言はれていることは、
 今や、その何倍もの強度で日本に対して、そのまま適用され得る。

◯「家畜人ヤプー」(沼正三)は、悪い冗談ではないのだ。

◯林秀彦氏は、日本人はこうして奴隷となった。

◯と言うテーマを追及した。

◯しかし、今や日本人は、「奴隷」でさえない。

◯「奴隷」よりも更に深刻に腐り果てた「家畜人ヤプーの群れ」である。

◯つまり、
 日本人は、どのようにして日本人から、家畜人ヤプーへと変化したのか、
 それが本当に問はれるべき問題なのである。

◯どのようにして。

◯日本の神々は、二度殺された。

◯これを、日本の「神とホトケ」「神仏」としても良いであろう。

◯日本の神仏は二度殺された。

◯日本は二度神殺しをした。

◯西洋の神殺しは一度であるから、

◯日本は、西洋よりもより根源的に神殺しをした。

◯と、梅原猛氏は述べた。

◯この梅原説は、表層的に見れば、

◯いかにも尤もらしく、気の利いた風なせりふに聞こえる。

◯しかし、この梅原説は、犯罪的ペテンにあるに過ぎない。

◯筆者は、二年前から、「日本の神々は二度殺された」(仮題)と言ふ原稿を
 書き続けているが未完である。

◯しかし、最近、考えを変えて約半分弱か三分の一くらい、
 現時点で書き終えているところまで、未完のまま、とりあえず、
 コピー本を作って、有志に頒布することとした。

◯二度殺された、とは、
 一度目は、幕末明治維新、
 二度目は、敗戦後、
 を意味する。

◯ひょっとしたら、日本の神々(神仏)に対する、
 今、三回目の神殺し、神仏殺し、

◯その死刑執行がなされつつあると、言うべきかも知れない。

◯神々が殺されるとは
 人間の魂が殺されることである。

◯魂を殺された人間(現代日本人)は、

◯もはや、人間でもなく、奴隷でもない。
 それは家畜人以外の何者でもない、だろう。

 (了)

【案内】

◎太田龍著「日本の神々は二度殺された」(仮題)上巻。
 コピー本、平成二十年六月下旬刊行予定、

 予約申し込みは、日本義塾出版部へ。
 頒価 二千円。

 




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