平成二十年(二〇〇八年)五月二十七日(火)
(第二千四百三十四回)
◯ジョン・コールマン博士著、太田龍監訳、
「300人委員会、凶事の予兆」(成甲書房、2000年刊、在庫なし)
◯「第五章 タヴィストック研究所、世界を操る最重要組織中枢」
二九二頁以下、
◯ 「音楽、エンターテインメント企業はインディーズまでが握られている。」
◯ここのところは、今日本人にとってとてつもなく重要である。
◯ 『タヴィストックは、「ニュース」「音楽」「テレビ」「エンターテインメント」
のビジネスをがっちりとおさえ、米国で私たちが見聞きするものをコント
ロールしているのだ。これでもまだ米国は「自由な国」だと信じるなら、あな
たは、何も聞いてなかったことになる。これらすべての裏には、タヴィスト
ック研究所が作ったプログラムがある。………』(二九九頁)
◯ここで、アメリカについて言はれていることは、
今や、その何倍もの強度で日本に対して、そのまま適用され得る。
◯「家畜人ヤプー」(沼正三)は、悪い冗談ではないのだ。
◯林秀彦氏は、日本人はこうして奴隷となった。
◯と言うテーマを追及した。
◯しかし、今や日本人は、「奴隷」でさえない。
◯「奴隷」よりも更に深刻に腐り果てた「家畜人ヤプーの群れ」である。
◯つまり、
日本人は、どのようにして日本人から、家畜人ヤプーへと変化したのか、
それが本当に問はれるべき問題なのである。
◯どのようにして。
◯日本の神々は、二度殺された。
◯これを、日本の「神とホトケ」「神仏」としても良いであろう。
◯日本の神仏は二度殺された。
◯日本は二度神殺しをした。
◯西洋の神殺しは一度であるから、
◯日本は、西洋よりもより根源的に神殺しをした。
◯と、梅原猛氏は述べた。
◯この梅原説は、表層的に見れば、
◯いかにも尤もらしく、気の利いた風なせりふに聞こえる。
◯しかし、この梅原説は、犯罪的ペテンにあるに過ぎない。
◯筆者は、二年前から、「日本の神々は二度殺された」(仮題)と言ふ原稿を
書き続けているが未完である。
◯しかし、最近、考えを変えて約半分弱か三分の一くらい、
現時点で書き終えているところまで、未完のまま、とりあえず、
コピー本を作って、有志に頒布することとした。
◯二度殺された、とは、
一度目は、幕末明治維新、
二度目は、敗戦後、
を意味する。
◯ひょっとしたら、日本の神々(神仏)に対する、
今、三回目の神殺し、神仏殺し、
◯その死刑執行がなされつつあると、言うべきかも知れない。
◯神々が殺されるとは
人間の魂が殺されることである。
◯魂を殺された人間(現代日本人)は、
◯もはや、人間でもなく、奴隷でもない。
それは家畜人以外の何者でもない、だろう。
(了)
【案内】
◎太田龍著「日本の神々は二度殺された」(仮題)上巻。
コピー本、平成二十年六月下旬刊行予定、
予約申し込みは、日本義塾出版部へ。
頒価 二千円。
|
Write a comment